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📖レファ本の歴史

 本の価値とは、不朽の名作のように、その本自体の内容が素晴らしいということにとどまらない。
 なにか調べものをしているときの橋渡しとなる「レファ本」として独特の地位を築いてものもある。



 現在は、なにか文献を探したいとき、ネットを使うことが多いが、なかなか自分の知りたいことにたどり着くのが難しいこともある。

 そこで大切なのが、いわゆる「レファ本」であるが、ネット時代になっても欠かせない古典的なレファ本がある。

 日本史上最も有名な「レファ本」は、塙保己一「群書類従」だろう。


 塙保己一は、散逸する恐れの文献を校正したり、文献集(レファ本)「群書類従」を出版した。現代の歴史研究者もその恩恵を受けている。
 保己一は7歳の時に失明しているが、「和学講談所」をつくり、数多くの弟子も輩出している。


 また、北村季吟「源氏物語湖月抄」のように、「源氏物語」に関する注釈・解釈を集成した書物もある。
 源氏物語研究者にとっては、現在でも欠かせない本だろう。


 なぜ、唐突とも思われるであろう上記のことを書いたかというと、現在、私の現在募集中の個人企画「 #ひとつだけ記事を残すなら 」の構想のヒントになったのが、塙保己一であり、北村季吟であるからである。

 ご応募いただいた記事を「マガジン」に登録することにより、「note版群書類従」をつくれるのではないか?、と。そして、集めた記事に目を通してくださった方が「コメント」することにより、「note版湖月抄」とも成りうるのではないかと。


 昨日から募集したにも関わらず、早くもご参加していただいた方々、大変嬉しく感謝しています。
 ありがとうございます💝。


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3名の方が応募してくださった「残したい記事」は、いずれも私の記憶に鮮やかに残っている記事です。
ぜひお読みくださいm(_ _)m💝。


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