見出し画像

地域のファンをつくるーーそれがきっと持続的な街の活性化に

PIAZZAのローカルプロモーションチームで地域の事業者さんのプロモーション支援を担当する造士さん。

分刻みのスケジュールの中でも懇切丁寧なお仕事ぶりが社内でも評判の造士さんに、地域コミュニティへの想いをお聞きしました。


子育てを経て、まちづくりに挑戦

ーーまずは自己紹介をお願いします!

造士さん

埼玉県の旧浦和市出身です。小学校6年生の時にJリーグが始まり、浦和レッズのサポーターにも入っていました。現在は小江戸川越で野球を愛する中学2年生の息子と2人で暮らしています。

大学時代にゼミ活動の一環として、群馬県の高崎市の中心市街地活性化のため、商店街の空き店舗を拠点に、学生主体で衰退している商店街にどうやって人を集めるかという視点で活動をしていました。

行政や地元の商店街の方と街歩きやお祭りなど住民参加型イベントの開催や、様々な活動を経験する中で、いつか街づくりに関する仕事に就きたいという思いが漠然とありました。

ーー大学時代の経験が今のお仕事にも繋がってるいるんですね!

でも、卒業後は一度街づくりから離れているんです。小売業やサービス業など生活に密着した商材を扱う企業で、販売や営業職を中心に勤務していましたね。

ーーそうなんですね。仕事としてまちづくりに携わるようになったのはいつからですか?

子どもが保育園から小学校に上がるタイミングで働き方を変えたいと思ったんです。転職活動を行う中で、改めて「街づくり」に関する仕事を意識していて。それで就いた仕事が、前職の生活協同組合でした。
ご縁がありパルシステム埼玉「地域活動室」という新設の部署にて、行政や市民団体と連携し、福祉の観点で街づくりに携わる仕事をさせていただきました。

私が特に注力していたのは、地域の子育て層のためのサロン運営、家事支援などの有償ボランティア組織の運営、そしてシニア層のコミュニティの場づくりなど、主にリアルでの接点構築がメインでした。

ーー子育て世代からシニア層まで、幅広い世代のコミュニティと接していたんですね。

そうなんです。でも、サロンで繋がりができたママたちも産休が明けるとその縁が切れてしまったり、高齢の方も介護施設に入ってしまうと地域との繋がりが切れてしまうなど、リアルだけの活動には限界があると感じるようになりました。

地域で気軽に、継続的にコミュニケーションを取ることの必要性を感じていたときに、ピアッザに出会ったんです。

ーーそれぞれのライフステージや環境の変化によって、コミュニティとの関わり方が変わるのは仕方ないかもしれませんが、せっかくのご縁がまたゼロになってしまうのは寂しいですね。

コミュニティづくりからファンづくりへ

ーーリアルの限界を感じてPIAZZAに入社されたとのことですが、今はどんな仕事を担当されていますか?

地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を広告や販促活動で利用する法人企業の新規開拓営業のお仕事をしています。

お客様は企業の広告やマーケティング部署の方が多いのですが、WEB広告やGoogle広告などが主流の中で、ピアッザは全く別の価値を出せるアプリだと思います。

ただ、まだサービスとしての知名度も低いですし、ファミリー層との接点を深化させることのメリットや、どうしたら企業の売上アップにつながるのかという部分を理解いただくことには、難しさを感じています。

ーー他のWEB広告とはどんな点が違うのでしょうか。

他のSNSとは異なり、ピアッザは街ごとにタイムラインが分かれていて、実際にそこで暮らしている人が集まっています。だから、街の中で目の前を通りかかる人に声をかけるように、情報を届けることができます。

ユーザーさんも、自分の住む街の情報に対する関心度が高いですし、限られた地域内だからこそ、企業アカウントからの情報発信に対してもコメントや「いいね」などのリアクションが気軽にしやすいのかなと。

ーーユーザーさんも、街で見つけたお店やイベント情報を投稿してくれていて、ご近所さん同士でも話題になっていますよね。「ピアッザで教えてもらった〇〇に行ってみました!」みたいな投稿もよく見かけます。

そうですね。だから企業の担当者と一緒に、その企業を好きになったり応援してくれたりする地域のファンを増やしたいんです。その結果として売り上げ貢献にもつなげていく・・・。そんな成功事例をもっと増やしていきたいなと常に思っています。

ーー地域のファンが街の中にたくさんいると、街全体の活性化にも繋がりそうですね!

そうですね。大学時代に商店街の方と地域住民向けのイベントなどやりましたが、その時は盛り上がっても、それを継続するのが難しいんですよね。地域のファンづくりが、持続的な街の活性になれば嬉しいです。

ほどよい距離感で、頼り合える場所に

ーー最後に、今後PIAZZAでやってみたいことはありますか?

特別な資格やスキルがなくても「電球交換ができる」「草むしりができる」「子どもの見守りができる」「代わりに買い物に行く」など、ちょっとした家事や育児の困りごとを引き受けたり、気軽に頼めるような取り組みが、ピアッザを通じてできるといいなと思っています。

前職で携わっていた組合員同士の有償ボランティアの家事支援組織でも、「近所の人には頼めない」「あまり家から近すぎない人に頼みたい」などの声があったんです。

自治会や学校関連以外に、地域でのほど良い距離感の知り合いがいる、という必要性をその時から感じていました。

ーースキルと言われると「自分にそんなできることなんてない」と思う人も多いですが、地域の中でみれば、そういうちょっとしたことでも誰かの暮らしをサポートできる頼れる存在ですよね!

そうです。あとは、シニア層にももっと使っていただけるようにしていきたいです。

今年の4月から自治会の班長をしていて、近所に高齢者の一人暮らしが多いこと、回覧板に載っている地域のちょっとしたイベントの情報を楽しみにしている方が多くいることを改めて感じました。

散歩を日課としている60代の方など、自分の親世代の方がピアッザを使ってくださることで、子育て世代だけでなく様々な視点から街の情報が得られるツールになると思っています!

デジタルとリアルを掛け合わせたまちづくりに関心のある方は
PIAZZAの「採用サイト」もご覧ください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?