プロになるための練習

プロになりたいなら、まずは他人が休んでいる間も寸暇を惜しまず練習する。

他にやりたいこと、サボりたい時があっても、何がなんでも練習へ向かう。

とにかく練習量をいかに多く積み上げるかが最初の段階。

そして、量が十分足りた後に、質の向上へと移っていく。

ここまで達したときには、練習する気力・体力・集中力は限界まで鍛えられているので、練習内容の質が上がれば上がるほど、上達はどんどん加速していく。

そうすると、ある時点で、やること全てがリンクし、自分の殻を破る瞬間が来る。

今までぼんやりとしていた視界が晴れ始め、一つ一つの音の意味が分かってくる。

今まで考えることなく、感じることなく、ただ音を鳴らしていた時間とは別次元の時が流れ始める。

そこまで達した頃、周りからプロとして認められ始めていることに気付くタイミングでもある。

（つづく…）