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2020年4月の記事一覧

高橋から髙橋へ

奥さんと話していて「ミュージシャンを職業にするなら誰ともかぶらない名前を持ってる人っていいよな」と話していました。

そのとき、ふと自分の戸籍の苗字が高(くちだか)じゃなくて髙(はしごだか)だったことを思い出しました。

早速、高橋じゃなく髙橋の方の人数を調べてみると全国で約4100人ぐらいしかいないことが判明。

ちなみに「はしごたか」から「くちだか」には改名できますが「くちだか」か

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ジャズドラマーの木曽君がテレビに出てた!

ジャズドラマーの木曽君がテレビに出てた!

知り合いのジャズドラマー木曽稔之君がテレビに出てました。

最近、木曽君が色々と新しいプロジェクトを発信していく中で、イーバーイーツも立ち上げたらしくテレビで取り上げられてて嬉しく思いました。

木曽君との出会いは僕が3年間働いていた会社を辞めて、音楽でやっていこうと決意した直後でした。

京都でジャズセッションが開催されていることを知り、右も左もわからない状態で参加したときにすでにプロとしてセッ

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参加CD「アコバ」の発売

参加CD「アコバ」の発売

ついに藤田純と竹中健「アコバ」がh-recodeより発売になりました。

全5曲で4曲目の「君に贈る歌」。5曲目「紫陽花 」の2曲に参加させていただいております。定価は1100円になります。

メンバーはパッション溢れるボーカルの藤田純さん、ブルージーなギターの竹中健さん、レジェンドギタリストの林仁さん、東京と京都のメンバーが集って作られたアルバム。レコーディングは本当に楽しかったです。

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フレッド・ハーシュ 「And so It Goes」

このような状況でフレッド・ハーシュの音楽は本当に染み入ります。

フレッド・ハーシュのインタビューで「演奏中に完全な集中状態に入るために、瞑想を学ぶことは大きな手がかりになった。ピアノを演奏しているときも瞑想状態に近づこうとしていることに気付き、演奏中にも呼吸が整えられ、音だけに集中し、夢想無念になっていた」と語っていました。

一時期は病気により昏睡状態にまでなり、目覚めたときには言葉も喋れず、

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バド・パウエル「ムーズ」

バド・パウエル「ムーズ」

バド・パウエルのアルバムの中で、1.2を争う位大好きなアルバム。大好き過ぎてCDに加えてレコードも買いました。

バドに関しては初期の張り詰めた完璧な感じや、後期の破綻しまくってる音源も良いのですが、中期のリラックスした自然な演奏が特に好きです。

ただ、このアルバムも後半3曲は録音時期が違うらしくかなり崩壊してます(笑)

演奏する立場の人間としては、破綻してるバドを聴いて励まされる面があったり

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リー・コニッツの訃報を聞いて

リー・コニッツの訃報を聞いて

知り合いのミュージシャンの投稿を見て知りました。

コロナウィルスにより多くのジャズ・ミュージシャンが亡くなられましたが、リー・コニッツまで亡くなられるなんて悲し過ぎます。

リー・コニッツには多大な影響を受けました。今まで聞いた音楽の再生回数の中で5本の指に入る位、繰り返し聴いた大好きなミュージシャンの一人でした。

リー・コニッツのインタビュー本「ジャズ・インプロヴァイザーの軌跡」

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あるものはない、ないものはある。

あるものはない、ないものはある。

禅に影響を受けていたという指揮者のチェリビダッケが好きになってから、禅への興味が強くなりました。 

禅のことを知っていくと、音楽を追求するために考えてきた事との共通点をたくさん感じます。

最近はスティーブ・ジョブズが愛読していたという「禅マインド ビギナーズマインド」を読み進めています。

禅を知る以前から「演奏の中で相反するものが同時にある」ということは表現したいことの一つでした

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