時代に翻弄され激しく揺さぶられながらも慎ましく生きるツツジ
タイトル写真は、身の丈程もある立派なツツジで、それはこのツツジが植えられている公園が貯水タンクを埋め込んでいる都合で上底された結果なのだけど。
そのツツジがちょうど子どものお迎え帰りの時間、西日と春風に揺れて、しばし子どもを待たせて眺めていた。
普通、写真好きの人は花を選ぶのだけど、選ぶ余裕はない。
花が激しく揺れて動いているから。
昔、何かのドラマでキムタクと草なぎ剛くんだったか、冴えないけど一生懸命な感じの役の草なぎくんとイケてるけどいつもダルそうなキムタクの役のコントラストが描かれていた。
そのドラマのクライマックスで、役の上のキムタクがいつものようにダルそうに街をプラプラしていると、忙しそうな役の上の草なぎくんとすれ違って、短い言葉を交わした後、じゃあ急いでるからまたねとキラキラした感じで別れるシーンがあった。
そのあとすぐに役の上の草なぎくんは亡くなるのだけど。
そんな感じのツツジ。
2021年4月28日 ローリングストーン!!
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