見出し画像

息子、父、母、揉める日々(小2)

市のコンクールで揉めたことを書きましたが、この時に限らずピアノの難易度が上がるにしたがって頻繁に揉めるようになってきました。
時には3人ともヒートアップして家族が崩壊しそうなくらいに揉めます。ここには書けないくらいの内容です。

例えば、練習はハノンから始めるのですが、いつも普通に弾けてる番号で急に弾けなくなり、もう一回ゆっくり弾いてみようかというとイライラして乱暴に弾き始めます。
どんどん上手くいかなくなり癇癪を起こします。
息子は小さなころから癇癪がひどく泣き始めるとハットリくんの弟のハットリシンゾウ(古い。。)のように喚き散らし、止まりません。
泣くと父、母もイライラして全員が爆発します。地獄です。
そして、メインの練習に入る前に練習が終わるということが多々ありました。

よくあるのが、ミスをしたときに一回止まってというのですが、止まりません。何度かいうとやっと止まるのですが、もうふてくされてます。そして、話を最後まで聞かずにまた弾き始め、そこからバトルが始まります。
ピアノでミスをするとか弾けないことに関しては責めたりしないのですが、態度が悪いことについては注意します。
ピアノなんかやめてしまえ!となることも多々あります。

何度同じことをいってもまったく同じ内容で揉めるため、親子3人疲れ果てていました。

ある時、同じ教室の親御さんと話した時、うちも同じでコンクール前日に大揉めしてもう出なくていいというところまでいったと聞きました。
また別の親御さんはコンクール当日に地方までいって直前のレッスン室で大揉めして地獄の雰囲気の中、本番をむかえたということがあったそうです。
どこの家もそれを乗り越えてやってるのか。。

なんとかしないと言う思いと、ずっと治らない癇癪が気になるので地域の子育て相談所に行きました。療育の先生に親身になって聞いていただき、検査を受けたほうがよいということになりました。

検査の結果は軽度のADHDでした。
それを聞いた時ショックを受けることはなく、原因がわかって安心しました。療育の先生がおっしゃるには、生きていく上でうまくいかないことが多くあるかもしれないが、良いところを伸ばしたり、工夫することで補えるということでした。あとは、よく褒めてくださいと言われました。たしかに口うるさく言い過ぎたかもしれません。

ピアノの先生にこの件を報告したところ、そういう特性の生徒を見てきたことがあり知見もお持ちでした。もっと大変な子もいますよとおっしゃってました。たしかに先生のレッスンでぐずり出したときは、そのまま続けずにおもしろ話などに話を変えて気を逸らして落ち着いたら再開という感じで工夫されてました。
息子の特性をご理解いただき非常に安心しました。

小さなころからいろいろやらせてみて、一番伸びたのがピアノでした。
本人もピアノはやめたくないというので、揉めないように工夫しながらやっていこうと思いました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?