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怠惰と孤独を謳歌する

おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。

この記事では、米国の思想家 ソロー先生の教えをもとに、
「怠惰と孤独を謳歌する」を紹介します。

怠惰であることや、孤独である状態をネガティブに認識している人は
少なくないと思います。

勤勉であること、社交的であることをポジティブに認識している人が
多いことと思います。

しかし、ソロー先生は、怠惰でいい、孤独でいい、友人は人だけではなく、
自然もまた友人であり、パートナーであると教えてくれます。

森で生活をしたソロー先生だからこそ説得力がある教えだと思います。

自然は、人のように、勤勉であることを勧めたり、怠惰を咎めたりはしない。
自然は、ありのままを受け入れてくれるし、突飛なことで溢れている。

あなたには絶えず、いかなる時も自然という味方がいるのだから、
人に、他者に理解されることを求めすぎないようにしてほしい。

これはつまり、表現の自由を大切にしようというメッセージです。
表現して、たとえ理解されなくてもそれでいいということです。

その時は、理解されなくても、人の心は多様に簡単に変化しますから、
いつの日か、理解してくれたり、受け入れてくれたりします。

「物事はそう変わらない、いつも変わるのは人間の心だ」

とソロー先生は説きます。

たとえ物質的に豊かでなくても、心豊かに幸せに生きている人はいます。

心豊かに生きる人は、人々からの助けや施しに素直に受け入れ、感謝します。

美しい夕日は、全ての土地を照らします。
そこに貧富の差による大小の差は存在しません。

自然は全ての人に平等に恵みを与えてくれます。

それらの恵みを感じ取れる、心の豊かさがその人にあるかどうかです。

心の豊かさを大切にするために、怠惰や孤独を受け入れ、なるべくシンプルに、
簡素に、そして自身を持って、夢を追いながら生きることです。

たとえ、それが人々から受け入れられずとも。
自然はどんなあなたも受け入れてくれますし、最高のパートナーです。

怠惰や孤独を恐れず、謳歌しましょう。

あなたのしたいように、生きたいように生きましょう。

少しでも、自己受容のきっかけになれますと幸いです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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