見出し画像

第1クール14日目「会社から連絡、大腸癌が見つかり、手遅れに」

2024年8月29日(木)自宅、治療14日目、カペシタビン服用14日目

 6時30分起床。朝のルーチン、いつもと変わらず。家族の者とは別に洗濯をする。朝食の準備をしている時にちょっと気になった。抗がん剤治療について注意事項として聞いている「同居家族への配慮」だが、実際影響を受けたケースはあるのだろうか。過去入手した資料を読み返すと、具体的な報告はないらしい。


静岡がんセンター作成: ゼローダ+エルプラット(XELOX)療法 (大腸がん 術後補助療法) 管理 No.17-4-3より引用


 だからやらなくていいのだ、ということではない。皆注意しているのだな、と理解して注意を継続することとした。どんなことに配慮しているのか、という点についてはこちらを参考にしてほしい。

「2024年8月25日(日)自宅、治療10日目、カペシタビン服用10日目」

 さて、基本在宅での業務を許可されているが、引継ぎ関係でどうしても出社しなくてはならないこととなった。明日の夜から休薬で、来週の金曜日からまたオキサリプラチン点滴とカペシタビン錠服用が始まるため、その前の日の木曜日に出社することに決めた。今も体調は悪くないし、副作用もほとんどないため、休薬中もないだろうという安易な判断からである。恐らく何とかなるだろう。

 今日従業員の健康診断の受診を担当する部署から上司と私に「社内健康診断での要受診就業可判断について、安全配慮義務の観点から受診をしたかどうかの確認」の連絡がきた。社内健康診断の受診後、送られてきた「健康診断結果のお知らせ」には「要受診」と書かれてはいたが、就業可否の判断云々とは書かれていない。会社がちゃんと従業員の健康診断結果をトラッキングしているということに改めて感心したとともに、健康診断を受けたことで大腸癌が見つかり、手遅れになる前に処置に至ったことに改めてよかったと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?