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ここから第一クール「ドタバタ初抗がん剤点滴。その時の様子」

2024年8月16日(金)入院2日目、治療1日目、オキサリプラチン初点滴、カペシタビン初服用

 6時半起床。中小企業診断士の参考書を眺め朝食をとる。朝食後体重を測る。案の定目標体重60kgを下回っていた。入院中の体重減はしょうがない。前回の入院時では、全て完食したにもかかわらず体重は減る一方だったからだ。自宅に帰ってからたくさん食べてリカバリすることを妻とともに誓う。

 昨日お願いしておいた差額ベッド代のかからない部屋に移動し、シャワーを浴びすっきりした所で心を落ち着かせる。担当医師により点滴用の針を右手に施術してもらう。研修医の方なので心配。右手を差し出すが案の定慣れていない様子。針を刺した後ぐりぐり位置を変えられて痛かった。テープで固定した点滴用針を眺める。ここから薬が入っていくのね。

 昼食後吐き気止めを飲み、お腹が落ち着いてきた頃看護師さんがきて2人がかりで点滴をセットする。オキサリプラチン点滴は200mgで、水溶液含め500mgのようだった。13時30分からスタート。15時に終わった。点滴の最後の方で液漏れの疑いがあり、ちょっとした騒ぎとなったが当該部位を石鹸でよく洗うことで事なきを得た。とにかくこの薬剤、抗がん剤は免疫を抑えてしまう故に健常者にとっては毒薬と同じ扱いであり、そのため看護師さんがコロナ禍のような完全防備だったのが印象的であった。看護師さん同士の会話でも、「被爆」等の単語が散聞され、慎重な取り扱いが必要であることを再認識した。看護師さん二人、担当医師二人、薬剤師一人が見守る中対応してもらい、たくさんの人に支えられているのだなと実感する。点滴終了後の体の状態を下記に記述しておく


  • 点滴針の周り、血管に沿って15cmほどの肌がピリピリしびれている

  • 水を飲むと、喉の奥がチクチクする

  • 水を飲んだ後、何となく息苦しい感じがした

  • 声が枯れてきた

  • 主に左右の手が冷たいものに触るとするチクチクする

  • 左足指先がしびれる

全て軽度なもので、生活上は全く支障がないと感じた。

 18時頃、夕食の配膳。夕食後からカペシタビン内服が始まる。オキサリプラチン点滴同様、薬に直接触れてはいけないので看護師さんが紙コップに入れてくれた。大きな錠剤なので6錠一気に飲み込むのが難しい。
 服用後の体の症状は点滴後とほぼ同様である。変化のみ追記する。


  • 点滴針の周り、血管に沿って15cmほどの肌がピリピリしびれている➡継続

  • 水を飲むと、喉の奥がチクチクする➡軽くなった

  • 水を飲んだ後、何となく息苦しい感じがした➡軽くなった

  • 声が枯れてきた➡重くなった

  • 主に左右の手が冷たいものに触るとするチクチクする➡症状がはっきりとしてきた

  • 左足指先がしびれる➡軽くなった

全て軽度なもので、生活上は全く支障がないと感じた。
 21時消灯、就寝。

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