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第17回【親子でできる4つの力試し運動】

【親子でできる4つの力試し運動】
 U-12専属プロフィジカルコーチ鎌田氏が、前回は【小学生年代で効果的な8つの力試し運動とは?[2人編]】を掲載しました。今回は親御さんとお子様で楽しみながら行える【親子でできる4つの力試し運動】です。以下に、具体的なトレーニング内容をお伝えしていきます。日頃、運動不足の保護者の方は必見です。是非ともお子様と楽しみながらトレーニングをして、健康な身体をつくっていきましょう。

【親子でできる4つの力試し運動】
1.子ども乗せ腕立て
2.子どもダンベル
3.子ども四股スクワット
4.子ども飛行機

【詳細】
1.『子ども乗せ腕立て』
子ども乗せ腕立ては、親御さんが腕立て伏せの姿勢をとり、お子様がその上に乗ります。まずは、膝をつけた状態で、腕立ての姿勢をキープしましょう。膝をつくことで、腕への負荷は弱まり、安定性が増します。膝をつけた状態が簡単な場合は、膝を上げ腕立ての姿勢でキープし、慣れてきたら肘を曲げて動きをつけていきましょう。腕立て伏せで親御さんは、手を置く幅によって、上腕三頭筋、三角筋、大胸筋が鍛えられます。お子様はおんぶの姿勢を基本とし、馬乗り(手あり・手なし)や横すわり、立位など様々な体勢でバランス能力を高めていきましょう。

2.『子どもダンベル』
子どもダンベルは、親御さんが肘を曲げ、お子様はその肘にぶら下がります。まずは負荷がかかりすぎないよう、お子様の足が地面につく状態からスタートしましょう。慣れてきたら、徐々に持ち上げて、連続で上下に持ち上げられるようにしていきましょう。左右差が出ないように、右腕と左腕の回数を同じにして、トレーニングしましょう。子どもダンベルで親御さんは、主に上腕二頭筋が鍛えられます。お子様はぶら下がることで、握力を強化し、背筋をストレッチすることができます。
 
3.『子ども四股スクワット』
 子ども四股スクワットは、まず親御さんが足を肩幅より大きめに広げ、つま先を外側へ向けて立ってください。その際、お子様を背中に乗せ、腰をゆっくりと深く落としたら、ゆっくり上がってみましょう。腰をおろす際は、胸を張った状態をキープしてください。四股スクワットで親御さんは、内転筋や大殿筋が鍛えられます。お子様はおんぶの姿勢でできる限り、腕の力だけでキープしてみましょう。

4.『子ども飛行機』
 子ども飛行機は、まず親御さんが体育座りをしてください。親御さんの膝下にお子様の胸がくるように寄りかからせ、持ち上げます。お子様は両腕を左右に開いて、バランスをとりましょう。慣れてきたら、ゆっくりと前後左右に動かし、体勢を変えてバランスをとらせましょう。子ども飛行機で親御さんは、腹直筋や大腿四頭筋が鍛えらます。お子様は空中でバランスをとることで、体幹の支持筋力や筋持久力の向上につながります。

U-12専属プロフィジカルコーチ

鎌田豊

【所属】
○鎌田豊公式オフィシャルサイト

http://kamatayutaka.fem.jp


○ワセダJFC代表兼監督『小学生サッカーチーム』

http://waseda-jfc.jp/


○国分寺キッズアカデミー『かけっこ&サッカークラス』

http://kokubunji-kidsacademy.com/

【資格】

アジアサッカー連盟公認フィットネスライセンス レベル1(アジアで初となるサッカーに特化したフィジカルコーチライセンス)

日本サッカー協会公認A級U-12コーチライセンス

日本サッカー協会公認Gk-LEVEL1コーチライセンス

中学高等学校保健体育第一種免許

スプリントコーチ

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