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【note×PHP研究所】「#読書の秋2021」感想文コンテストの優秀作品を発表いたします★担当編集者の選評あり★

「#読書の秋2021」に多数の応募をいただき、ありがとうございました! 優秀作品を発表いたします。

PHP研究所の課題図書をお読みいただき、感想文をお寄せいただいたみなさま、まことにありがとうございました。投稿された記事は、著者と担当編集者がすべて目を通させていただきました。どれも素晴らしい内容で、嬉しく思うと同時に、最後まで選考に悩んでしまいました。
さて、お待たせいたしましたが、優秀作品を発表いたします!

➀課題図書『9割の社会問題はビジネスで解決できる』

【優秀賞】島田あや さま
【タイトル】やっと腑に落ちた「ソーシャルビジネスってそうなんだ!」
 

【担当編集者より】どの投稿者の方の感想文も「そうです!まさにそこをお伝えしたかったんです!」と感激するものばかり。正直選考はかなり難しかったですが、島田さんを選ばせて頂いたのは、イラストの圧倒的なわかりやすさと伝達力に驚嘆したからです。「ソーシャルビジネスをこういうふうに説明することもできるんだ!」という新鮮な発見もありました。「人生のお供にしたい本に出会うことができました」は、編集者冥利に尽きる言葉。こちらの記事をそれこそ編集者人生のお供にさせて頂き、今後本づくりに行き詰まった時に読み返したいと思います。本当にありがとうございました。

②課題図書『ガラスの海を渡る舟』

【優秀賞】 深月の裏側。さま
【タイトル】その船を降りて漕ぎ出そう。わたしだけの、小さな舟で。

【担当編集者より】『ガラスの海を渡る舟』をお読みくださったみなさま、そして深月の裏側。さま、このたびは素敵なご感想をお寄せくださり、ほんとうにありがとうございました。
どの方のご感想も心に響き、お一人を選ぶなんてとうてい無理だと思うほど、非常に悩ましい審査でした。寺地はるな先生からも「ほんとうにどの方も素晴らしいですね」とお言葉をいただいております。
ただ、❝そうだ。私たちは誰かと生きていくとき、決して「おおぜい対ひとり」で進むわけではない。いつだって誰かと繋がるのは「ひとり」と「ひとり」❞。
深月の裏側。さまが書いてくださったこの言葉を目にしたとき、『ガラスの海を渡る舟』という小説を担当できて、ほんとうに幸せだと感じました。
「ひとり」「ひとり」は、似ているようで同じではない。この揺るがない事実に立ち返りながら、道と羽衣子のようにまずは10年、大切にモノづくりに励みたいと思います。
このたびは、ありがとうございました。

③課題図書 『京都府警あやかし課の事件簿』

【優秀賞】花風ひなかのん さま
【タイトル】「あやかし課」に感謝を伝えたい。

【担当編集者より】「京都府警あやかし課の事件簿」シリーズにご感想をお寄せくださり、ありがとうございました!
そして、花風ひなかのん さま、いつも大切に「あやかし課」を読み込んでくださり、ほんとうにありがとうございます。
担当編集をしている私自身は東京出身であり、本作を担当するまでは「京都」とは縁遠い生活をしていました。けれど、天花寺さやか先生とお話をしながら「あやかし課」の世界を広げていくうちに、私も京都が大好きになりました。
もし、花風ひなかのん さまにもそんな体験をしていただけたなら、担当編集としてこんなに嬉しいことはありません。
天花寺さやか先生も、ご感想をご覧になって、「『書いてきてほんとうによかった』と思えました」と仰っていました。
「いつかここに行ってみたい!」という花風ひなかのん さまの願いが叶うことを、心よりお祈りしております。
引き続き「あやかし課」をよろしくお願いします。

➃課題図書 『世界は「 」で満ちている』

【優秀賞】メガネさま
【タイトル】初めてワクワクした本~中学生の僕が読んで~

【担当編集者より】感想文をお寄せいただき、ありがとうございます! 読んでくれたひとの数だけ❝「 」の答え❞があり、そのどれもに「そうだな、そうかもな」と思わせられましたが、メガネさんの「初めてワクワクした本~中学生の僕が読んで~」を優秀賞に選ばせていただきました。
メガネさんがお気に入りとして挙げてくれたシーンは、かなり挑戦的な描写だったと思います。
櫻いいよ先生からも、❝「ごめんなさい」を言われて「いいよ」と許さなければいけない、ということはないのだと、そんな風に感じていただけたことがうれしかったです。無理をして許しても、心の中で許していないのなら言葉や仲直りってどうなのかなと、許した方がなぜ我慢を強いられなければいけないのかと思う部分があったので、わたしの気持ちを認めてもらえたようでほっとしました。なによりあまり読書をしない方に最後まで楽しんでもらえたことがうれしいです。❞とコメントをいただきました。
メガネさん、そして今回感想を投稿してくださった皆さんにとって、『世界は「」で満ちている』が、新たな気づきと救いをもたらす1冊になりましたら嬉しいです。

優秀賞のみなさまには、著者のサイン本もしくはサイン色紙と5,000円分の図書カードをお贈りいたします! おめでとうございます!!

なお、 感想文を読んで改めて興味をもたれた方は、今回の課題図書をぜひ読んでみてください。



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