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Canon EOS R5II 発表間近! R5からどんな進化を期待するのか

こんにちは。フォトグラファーのnonです。
海外の街や風景、スポーツ撮影を生涯のライフワークとしています。毎日、生活のすべてにカメラが欠かせません。
写真は記憶を確かにしてくれるだけでなく、時にはその写真が今を生きるための力を与えてくれるものになります。
これまでに所有したカメラとレンズに関する個人的なレビューを中心にカメラについて語っていきたいと思いますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

Canon EOS R5IIですが、発表を楽しみにしている人は多いと思います。これまでの噂では、5月に発表と言われていたものが事情により6月に、そして7月にとずれ込んでいます。直近の噂では、7月17日頃ではないかという話ですが、これが海外時間だとすれば国内では7月16日(火)となる訳ですが果たしてどうなるでしょうか。
個人的には、パリオリンピックでテスト機が多く目撃されるため、開会式以前の発表となると7月第3週がリミットとなりかなり信ぴょう性があるような気がしています。

NIKON Z6IIIの時は1月頃に既に実際とほぼ同じスペックの噂が流れていましたが、EOS R5IIはどうでしょうか。センサーが4500万画素の積層センサーではないかというのも未だ噂の範疇で、今後覆るかもしれません。

Canonと言えば、R5/R6が発売される前までは、一眼レフ機もミラーレス機もさっぱり売れておらず、量販店のCanon売り場は閑古鳥状態でCanon販売員も契約解除されているような状態でした。私も、RFレンズをほぼたたき売りのような価格で購入し、RF24-105mm F4 Lレンズは9万円台、RF24-70mm F2.8 Lも20万円そこそこで購入できました。どちらも今では1.5倍以上になっていますが。
R5/R6はAFの点で現在の各メーカーの基本型ともなる飛躍的な性能の引き上げがあったのですが、ではR5のままではダメでR5IIに期待しないといけない部分とは何だったのかおさらいをしてみたいと思います。
ただし、あくまでカメラとしてどうかではなくて、私の使用においてどうかという視点です。

【R5の良かったと感じたところ】
手振れ補正機能については、RF24-70mm F2.8との組み合わせで遠景の場合には、直立で広角端は2秒までならほぼ100%、4秒でも50%以上、気合を入れるなら8秒でもシャープに撮れた。ただし、中心部はシャープだが、周辺の回転ブレは抑えられず、実用的には1秒まで。

シャッター音については、非常に心地良く感じた。S1RやX-T4のような柔らかい静音・低振動シャッターで、満員のスタンド席からスポーツ撮影する際も安心。ポートレート撮影専門の方には音が小さすぎて不満があるのかも。

AI動物瞳認識の認識性能が高く、犬・猫・鳥以外でも幅広く認識し動画でも作動。AI人物瞳認識も遠くにいる人で顔が小さくても瞳を認識するため、当時としてはライバル機と比較しても一番使えるレベルだった。

これらの良いところはそのまま継承、レベルアップしていれば良いと思います。次に、

【R5に改善を求めるところ】
電子シャッター(20コマ/秒)時のEVFの表示は、レックビューのため速い被写体を追う場合はタイムラグが生じ、被写体の進む方向を予測してAF枠を合わす必要があった。レックビューの1コマ表示タイムが徐々に速くなるため、被写体が加速して見えた。
ここはR5IIで改善が無ければ、他社比較でお話にならない必須マターです。ただしR6IIでは気にならなかったので大丈夫だとは思いますが。

AI瞳認識AFの動体追随性能は、動物園では機能するものの、動きの速い飛ぶ鳥やスポーツ撮影では演算処理が追い付かないのかワンテンポAFがズレた。卓球のような横の動きが中心の選手を正面から撮るなら使えた。
AI瞳AFの被写体認識力は凄いですが、実際にAFが正しく機能しているかは別問題。

作りがチープだった。50万円もする高級カメラにしては、中身は良くとも他社機比較で一番安っぽく感じた。マルチコントローラーボタンとSETボタンが斜めに取付けられていたのはショックだった。例えばオーディオ機器で50万円もする製品でボタン類が斜め取付なんてあり得なく、またスイッチボタン表面が爪で触れると傷になって消えない。化粧箱もコスト削減で将来発売されるだろうレンズキット用と兼用なのか無駄に大きくて無造作に入れられている状態で、ZEISSレンズのような高級ケースでなくともS1Rのような箱だと所有感もひとしお嬉しいものだった。

センサーのカバーガラスが分厚いからなのか、強力なローパスフィルターのせいかわかりませんが、光が直線的に入る望遠系のレンズでは良いのですが、広角系レンズの四隅の描写性能が他社よりワンランク落ちた。またスイッチボタンが左側は使いづらかった。

肝心の画質が等倍鑑賞では眠く、Canonは伝統的にキレがないため縮小する必要があった。トリミング耐性が低い。

AF、画質のキレについてはR6II以降進化していたので、そこは問題ないと信じたいです。
個人的には、R5IIにはR5の不満点の解消だけを望むのですが、おそらく高度な動画機能の追加、視線入力など、自分には必要ない機能が追加されることで高額になってしまうのが心配です。

いずれにしても、あと10日間、いろいろと妄想をしながら楽しみにしています。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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