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キャンプでわかった思い出クリエイターという生き方

11月の土日。友達ファミリーと河口湖までキャンプに行きました。2,3年前にファミリーキャンプをはじめて10泊程度のビギナーですけど、同じような過ごし方にマンネリ感が出てきたので、他の家族と一緒に出かけるのはとても良い刺激になります。

キャンプは夏のイメージがありますが、虫が少なく快適で気持ちよく過ごせる秋のキャンプはおすすめです。ただし夜の寒さ対策は必須です。今回の河口湖は0℃付近まで冷え込むので、寝袋のチョイスを間違えると寒くて寝られない!ってことになります。

一緒に行く友達ファミリーは初めてのキャンプだったので、テント・キャンプ道具は・すべて僕のものを使いました。友達ファリミーが寒さで寝られず、キャンプが嫌いにならないかだけが心配でした。そこで、AC電源サイトを予約、テントにホットカーペットを敷いて予備の電気毛布も準備して、万全の体制で臨みました。

今回予約したのはPICA富士吉田。清掃が行き届いたキレイなキャンプサイトです。洗い場でお湯が使えるのもポイントですね。紅葉シーズンのせいかキャンプサイトは予約が取れないくらい大人気でした。

キャンプサイトについた後は、みんなに手伝ってもらってテントを設営して、椅子やテーブルを並べてホッと一息です。キャンプサイトの地面にはたくさんの落ち葉がおちていて、小3の息子と小4の友達の娘ちゃんがお互いに葉っぱを投げあって遊んでいました。豆をミルで挽いて、ドリッパーで1杯ずつ煎れたコーヒーを飲みながら、友達とその様子を眺めていました。

子どもたちが「焼きマシュマロをやりたい!」と言ってきたので、焚き火台と太い薪を準備して「さあ、火をつけてごらん!」と課題を出してあげました。小学生が重い薪を焚き火台にのせて、たどたどしくマッチに火をつけて、太い薪の上にポイッと投げ込みます。当然、火は着きません。落ち葉を入れたり、枯れた枝を投げ込んでもうまくいきません。マッチが残り少なくなってきたので、そろそろいいかなと思いヒントをあげることにしました。

・火は下から上に昇る
・燃えやすいものから順番に燃やす
・空気が通るように木を組み上げて、下から火を着ける

実際にやってみると、一発で火起こしに成功!うまくいかない失敗事例と、コツを知ると簡単にできる事例を学んでくれたらいいですね。

日が暮れたら気温が急低下してきました、いよいよ晩ご飯の準備です。友達ファミリーは簡単なカップ麺をイメージしていたみたいですが、ここで僕のおもてなしが発揮されます。

炭火をおこして前日から自家製タレに漬け込んだスペアリブを焼いたり、スキレットでカマンベールチーズ入りのアヒージョを作ったり。カセットコンロを使って温かい鍋を作ったり。アヒージョが大人気であっという間になくなってしまったのが驚きですね。気温がどんどん下がってきたので、温かいホットワインを作って過ごしました。

キャンプは前準備と後片付けが大変です。買い出しや下ごしらえ、キャンプ道具の清掃や後片付け。準備と片づけに半日くらいかかっちゃいますね。でも、家庭では見られない子どもたちの楽しい表情を見ていると、また連れていってあげたくなります。友達ファミリーもすごく楽しんでくれて、次は自分たちでテントをレンタルしてやってみたい!と言ってくれました。

今回はキャンプでしたが僕の傾向として、相手が喜んでくれるためならヘトヘトになるまで頑張れるっていうのがあります。自己犠牲とかじゃなくて、「こんなんでよかったらなんぼでもやりますよー」って感じですね。僕のことを知っている友人はこんなふうに評してくれています。

・「誰かの喜びが自分の喜び」だから、もう仕方ないですね

・相手を楽しませよう、喜ばせようという精神すごすぎ説!!

こういう人間(自称 思い出クリエイター)が写真教室を運営させていただいているのは、意外と適材適所なのかもしれませんね。

僕の「いい写真」、帰りに立ち寄った山中湖のパノラマ台。

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僕にとって「いい写真」とは、人生のかけがえない瞬間を残した写真です。

夕焼けはいまいちだったけど、夕日に照らされたススキが黄金色に輝いてとても綺麗でした。人生の楽しい瞬間ってこの夕日のように一瞬の光景かもしれません。過ごす時間は一瞬だけど、記憶の中では永遠のように感じられる思い出をどんどん作っていきたいですね。

あなたにとって「いい写真」とは何ですか?

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