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目に留まったモノを写す

写真の正解とはなんだろうか?

そもそも正解なんてないのではないだろうか。


僕が、写真やカメラを始めたきっかけは、ただの「興味」でした。とにかく自分の目で見たモノを写真として残したい。カメラを使ってみたい。そんな単純な理由でした。

でも、それが脱力的に面白いと感じている。「この場所で撮った写真か」とか、「この日は暑かったよな」など。その時感じたコトやモノが写真には残る気がしています。もちろん、見返す時には目で見た情報しか入ってきません。

自分の中のどこかに残る記憶と、写真が結び付く感じ。最初は、写真を撮ることに必死で、周りの状況も見えず、写真でいうところの「構図」なんて、何一つもわからなかったのだろうなと。

それでも写真を見返すと、なんとなくその時に自分が見たものや、感じたことが少しずつ思い出されていく、それはなんだか不思議です。


最初の頃に撮っていた写真はこんな感じ。とりあえず真ん中に「ドーン」と。きっとその時に見た空はもっと紫がかったような、綺麗な空をしていたはず。見たまんまとちょっと違う、けど迫りくる飛行機を何とか撮りたくて夢中になってシャッター切っていたのだと思う。


これは、たまたま目に留まった街頭を写しただけだとかな。オレンジ色の光と影の黒い部分の塩梅がよかった。

モノクロの設定で、しかも少し暗かったのだろう。シャッタースピードもゆっくりでブレている。でも、なんとなく飲み屋街に揺らめく旗が、お客さんを誘っているような気もする。当時はそんな事を考えて撮った訳ではないと思うが、見返すと面白い。


結局は写真は自己満足の世界だと思う。正解なんてない気がします。自分の見たもの、撮りたい被写体、雰囲気、そして偶然の出来事。いろいろな要素が重なり合って写真になるのでしょうね。

やっぱり奥が深い・・。もちろんまだまだわからないことも沢山ある。まずは撮って楽しみましょ!

「Enjoy Photo」

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