いいのかなこのまま進めば砂山の真ん中できみと指がふれあう 悟られぬように微笑むこの場から攫って欲しいなんて言えない 泊められた小舟を沖へやんわりと押しだすような…
***** ここからは照れずに聞いておしゃべりな口に放りこむ輪切りのレモン 逆壁ドン、だけどあなたは大きくて抱き寄せてまた星をみていた 花束を守って怪我をするな…
もう六月…梅雨ですね…。 雨の日は部屋にこもりがちになります。だからでしょうか、SNSのフォロワーさんに「生きづらい」という呟きが増えたようで気になっています。 迂…
ドジだから目で追っていたはずなのにいつからだろう僕は向日葵 綻びを見せ合うように近づいたふたりの春をはじめましょうか ワイシャツの腕はブラウス抱きよせて春風そよ…
辿り着くまでの助走が長かった 勢いのまま君を攫うよ 恋文と遺書をたずさえ逢いにゆく雄蟷螂の覚悟が欲しい
ゆく先にきみをみつけて渡るとき横断歩道は鍵盤になる いま君が逸らした視線をつかまえにゆくただ春を待ってられない 走ろうよ追いかけてきてよ冬だけど波打ち際はいつも…
その水になってあなたの喉笛をくすぐりながら落ちてゆきたい 春に咲く花の名を持つわたしです 忘れさせない魔法のような 風上にあゝ君がいるゆっくりと瞼とじればスズラ…
いたずらに伸ばされた手が触れそうで息を忘れた さくらが咲いた 胸元に両手できつく携帯を持つ人がいてマリアのようで その痛み温めたほうがいいですか 女ですけど今夜…
数式を愛する人に毒を盛り胸かきむしる手に詩を どうぞ 陰口ヲツクリエガオデサイゴマデキイテタ罪ニ絞メラルル首 *** もうすぐハロウィンなのでこんな短歌もいかが…
白い靴を履いて逢いたい人がいて またひとつ足すてるてるぼうず どしゃ降りの雨をかき分けまっすぐに逢いに行きたいわたしは人魚
こんにちは、里です。 いつも私の歌を読んでくださりありがとうございます。 今日は私のフォロワーさんであるエビちゃんとのやり取りを紹介させてください。許可は得てお…
悲しみの中でつくったカルピスが祖母の甘さでちゃんと美味しい
快音に遮られたスキ 秋空に吸いこまれてゆくホームランボール
叶わないことばかりの夜 手鏡に月を映して我がものとする
コンビニの灯りと闇の境界で家出少年はステップを踏む
待ち合わせ場所の手前のカーブミラーに君をみつけた きみをみつけた
いいのかなこのまま進めば砂山の真ん中できみと指がふれあう 悟られぬように微笑むこの場から攫って欲しいなんて言えない 泊められた小舟を沖へやんわりと押しだすようなさよならでした 月の夜にゆうがお咲けば胸元でちいさく手をふるきみの面影 このままでよいのでしょうか風鈴の澄んだ音色がわたしを揺らす たいせつに育てた鳥を放つとき空にむかって指はほどかれ イヤホンをゆっくり外す目の前におおきな虹がひろがっていて *** 夜の涼しい風に秋を感じるようになってきましたね 過ぎ
***** ここからは照れずに聞いておしゃべりな口に放りこむ輪切りのレモン 逆壁ドン、だけどあなたは大きくて抱き寄せてまた星をみていた 花束を守って怪我をするなんてナニソレあなたはわたしが守る アーケードに吹流し飾り揺れていて今年の夏はあなたとみたい ***** 今日は七月七日、七夕ですね。 ふと恋の歌が詠みたくなって形にしましたので思い出として残します。 みなさん、今宵は天の川が見られるといいですね。 最後まで読んでくださりありがとうございました。 さとしお
もう六月…梅雨ですね…。 雨の日は部屋にこもりがちになります。だからでしょうか、SNSのフォロワーさんに「生きづらい」という呟きが増えたようで気になっています。 迂闊に優しい言葉はかけられない。気やすめにしかならないから。 でもつながりのある方々(欲を言えば全人類)の笑顔でいられる時間が少しでも増えたらいいなと願っています。祈っています。 最後までお読みいただきありがとうございました。
ドジだから目で追っていたはずなのにいつからだろう僕は向日葵 綻びを見せ合うように近づいたふたりの春をはじめましょうか ワイシャツの腕はブラウス抱きよせて春風そよぐベランダに揺れ 幸せの真ん中にいてこっそりと「中華の素」に甘えたりする いつもそう、あなたは溶いた片栗のやさしさで最後つつんでくれる 観覧車こんな静かな乗り物になりておだやか夕映えのふたり 咲かないと聞いて育てたサボテンの大きな花に戸惑っている 春だって時にかなしい 瑠璃色の野辺のネモフィラ雨で濡らして
ゆく先にきみをみつけて渡るとき横断歩道は鍵盤になる いま君が逸らした視線をつかまえにゆくただ春を待ってられない 走ろうよ追いかけてきてよ冬だけど波打ち際はいつも青春 ところでさ虹のたもとは見つかった?黄昏にまぎれ帰っておいで あゝこれは悲しいほうのうつくしさ 夕やけは街を林にかえて 指先は覚えています俯いたきみの背中の緩いカーブを 濁流のごとき想いは曇天に堰き止められて夜にあふれる お互いの鼓動を重ね揺れたって分かりあえない だから好きです 右肩を下にし眠るき
その水になってあなたの喉笛をくすぐりながら落ちてゆきたい 春に咲く花の名を持つわたしです 忘れさせない魔法のような 風上にあゝ君がいるゆっくりと瞼とじればスズランの咲く *** 11月の末、念願だった尾道を訪れました。 沢山写真は撮りましたがその中の2枚を貼ります。 同じ時刻の同じ位置から撮影した海なのに西と東でこんなにも表情が違うんです。空も水面もまったく違う色合いで驚きました。 西側の海の青、空の青、東側の海の青、空の青… いまの私では言葉で伝えることは出来ませ
いたずらに伸ばされた手が触れそうで息を忘れた さくらが咲いた 胸元に両手できつく携帯を持つ人がいてマリアのようで その痛み温めたほうがいいですか 女ですけど今夜は抱きます
数式を愛する人に毒を盛り胸かきむしる手に詩を どうぞ 陰口ヲツクリエガオデサイゴマデキイテタ罪ニ絞メラルル首 *** もうすぐハロウィンなのでこんな短歌もいかがでしょうか。 作者は闇落ちしていません。いたって陽気です😊 東京に住んでいるのですが緊急事態宣言が解除され友人と久しぶりに食事してきました。 写真は夜の立川GREEN SPRINGSになります。 これからどんどん気温は下がって本格的な冬突入です。風邪などひかないよう温かくしてお過ごしください。 最後までお付
こんにちは、里です。 いつも私の歌を読んでくださりありがとうございます。 今日は私のフォロワーさんであるエビちゃんとのやり取りを紹介させてください。許可は得ております。 ********** ある日のコメント欄にひとつの歌が置かれていました。読むとどうやら私の歌に対する返歌のようです。歌に歌で問いかけ、歌で応える。まるで相聞歌のようです。これは楽しい!すぐに返しました。 初心者同士ですので技術的なことは多目に見ていただくとして、以下はそのやり取りになります。 メロデ