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自分の観る世界

先日、初めての有料記事を書かせていただきました。購入して頂いた方、本当にありがとうございます。
いやー!かなり頑張りました。が、まだまだフォノグラムを知らない人への橋渡しには、私自身力不足を感じています。どうやったら、フォノグラムを少しでも感じてもらえるのか。次の記事に取り掛かる中で、そういう人達に、興味を持ってもらえるような工夫をして行きたいと思います。

さて先日、フォノグラム講習生の方のお話を聞く機会があったのですが、「面白いなぁ。」という話がありました。その方は電気工学に造詣が深い方で、なんでも方位磁石の位置を上下するだけで、針が揺れて電位差が生じると言うんです。そこから、身長の高さの違いだけでも、人は感じている世界が違う事が推測されるとか。
もし私がフォノグラムを習っていなかったら「?」と思っていたでしょうが、身体の状態で思考の仕方が全然違う事は、さんざん体験しています。
「確かに、そういう事もあるんだろうなぁ。」と感心してしまいました。
ましてや、フォノグラムを正確に描けたら、新しい基準で沢山のものを計れるようになるとワクワクしています。今でもフォノグラムラインを描く事は出来ますが、自分の状態が基準の画素のようになるので、身体が整えば整う程、正確に物事が写せるようになる仕組みのようです。
じゃあ、「身体の状態や感覚を極めないと無理なのか?」というとそうではなく、1部を固定して全体のバランスをとる練習さえすれば、ドレの音列のフォノグラムは描けるようになります。それは《もじもじ考》を体験すれば、分かって頂けると思います。
https://onyology.com/webmoji-regular/

フォノグラムは新しい物差しであり、人間の身体が元々持っている力を引き出してくれるアルゴリズムです。私の体験として面白かったのは、「人が感じていない臭いを、自分は少し観じているんだな。」と気づいた事でした。身体が疲れている人、薬をたくさん服用されている方、若い、高齢などで傾向がある事に気づいています。まぁザックリ過ぎて全然使えないんですが。('◇')ゞ
実は、私は子供の頃から鼻炎持ちです。それが整骨院に勤め出してから、そういう事にちょくちょく気づくようになりました。でも、これはある種《歪み》の現われになります。鼻が悪いから、違う形で観じているようです。こういう事もフォノグラムという物差しを通して、確かな実感として分かるのが凄いと思います。
新しい世界を観せてくれる。それは元々知っていた事を、違う角度から俯瞰できるように成る事かもしれません。

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