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Digital?写真て?自分なりの方法論

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オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話 #3

オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話 #3

先日10周忌を迎えましたね。

とは云え、自分の中に何か大きな感慨があったか?と問われたとしたら?答えは「なんかなぁ、、、。」少しカラッポな感覚だけでした。



違和感の答えは連日のテレビをはじめとしたメディアにあった気がします。曰く「忘れない」「絆」「今もなお」

この記事もそのタイミングに合わせて公開するべきかな?とか最初は思っていましたが、日々気が重くなるばかり。

向こうの友人たちの言

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オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話#2

オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話#2

ボランティア(避難所炊き出し支援)は2ヶ月で終わり、2011年8月から知りあった方の仮設住宅へお邪魔するようになりました。

顔を見る、話をする、一緒にご飯を食べる、一緒の部屋で寝る、たまに酒を飲む、で早起きして写真を撮る。

それも支援?

写真と言葉

2011/08/08 08:00-
お世話になった豊間根中学校避難所にご挨拶

「スッカリ静かになっちまったょ。」

2011/08/08

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オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話 #01

オッサンカメラマンが初めてボランティアに行った話 #01

そもそもなんでソンナひちめんど臭い撮影にのめり込んでいったか?と言う話です。

それは2011年3月11日です。

誰にとっても強烈な出来事でしたね。東京の会社でも怖かったです。フロアのスプリンクラーが作動してCG用のPCだらけの仕事場でしたから、まさに阿鼻叫喚でした。けれど、東北はその時。

50のオッサンになってた自分は思ったわけです。「今ボランティアに行かなかったら、この先もう行けないかも知

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デジタル写真のbitとレンジ

デジタル写真のbitとレンジ

デジタルカメラって今やスマホを含めて当たり前になりました。それを仕事にフル活用しようとすると様々な問題も出てきます。もちろん利点もあります。

・<良いところ> ほぼ無制限にシャッターが切れる。壊れない。止まらない(フィルムカメラはよく壊れて使えなくなりました)寒冷地や酷暑でもあまり心配しなくて良い。AIが進化して露出やフォーカスに気を使わなくても撮れるからフレーミングに集中できる、、などなど言い

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写真の話、デジタルの事、転機。

写真の話、デジタルの事、転機。

長いキャリアの間には大きな転機がやってきます。仕事の中での出会いだったり、時には思わぬ形で唐突に。

一つは仕事の中での出会いでした。

CLINIQUEの仕事。この3商品がその当時(2007年)のBIG3と云われる看板商品でした。CLINIQUEの広告アイデンティティーを作り上げた人がIrvingPenn氏です。その年アジアリージョンにおける、PENN氏とCLINIQUEのビジュアル使用契約が失

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