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中国悪化懸念し日経平均472円安

16日(水)の日経平均は
前日比472円安の31,766円
と大幅に下落しました


15日(火)のNYダウは
361ドル安の34,946ドル
と4営業日ぶりに大幅に下落しました
前日発表された中国の7月の工業生産高、小売売上高などの経済指標が市場予想を下回ったことから
中国景気の減速懸念が再燃し世界的に株式を売る動きが強まりました
格付け会社(フィッチ社)が主要米銀の格付けを引き下げる、と報じられ
金融株が下落したことも株価指数を押し下げました
米国における7月の小売売上高が市場予想を上回ったことから
FRB(連邦準備理事会)は引き締め気味の金融政策を継続するとの見方が再認識され
長期金利が上昇したことも
金利に対する株式の割高感を意識させました


米国株式が大幅に下落したことから
東京市場でも株式を売る動きが続きました
米銀格下げ報道を受け銀行株の下げが目立ちました
中国景気悪化の影響は米国よりも日本の方が大きいとの見方から
景気の影響が大きい銘柄ほか幅広い業種に売りが広がりました
業種別指数(東証33業種)は
建設、電力ガス、水産農林の3業種を除く30業種が下落しました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は僅か360銘柄でした
(値下がり数:1,425)
NEC<6701>が2013年以降の高値を更新しました

東証スタンダード市場指数は
7ポイント安の1,107ポイント
と3日連続で下落しました
コメ兵<2780>(ブランド品のリサイクルショップ)、マクニカ<3132>(半導体商社)
コメダ<3543>(珈琲店)が上場来高値を更新しました

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