日経平均１１８円高もＴＯＰＩＸは６ポイント安

２５日（木）の日経平均は
前日比１１８円高の３０，８０１円
と３日ぶりに上昇しました

２４日（水）のＮＹダウは
２５５ドル安の３２，７９９ドル
と４営業日連続で下落しました
債務上限問題(※)について与野党の協議に進展が見られないことから
債務不履行（デフォルト）となる懸念が高まり
株式を売る動きが続きました
欧州においてインフレ懸念（物価上昇率）が低下せず株式相場が大幅に下落したことも
米国株式に対する警戒を高めました
(※)連邦債務が法定上限に達した結果
議会で上限引き上げや適用停止を決めないと債務不履行となります

米国時間夕方に画像半導体大手のエヌビディアが市場予想を上回る決算を発表したことから
東京市場では半導体関連株が買われ
日経平均を押し上げました
味の素＜2802＞、アドバンテスト＜6857＞、東京海上＜8766＞が上場来高値を更新しました
ただ
日経平均は２２日（月）までの８営業日間で１，９６４円上昇していた中
米国における債務上限問題の難航が不安視されることから
一旦株式を売る動きも強く
ＴＯＰＩＸは６ポイント安（２，１４６ポイント）と３日連続で下落しました
中国においてコロナ感染再拡大と報じられ
日本への旅行客増加に対する期待が弱まったことから
電鉄、空運、小売り、旅行・レジャー関連が売られました

東証スタンダード市場指数は
０．５５ポイント安の１，０７４．８４ポイント
と３日連続で下落しました
テラプローブ＜6627＞（半導体テスト受託）が大幅に上昇しました