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日経平均小幅高もTOPIX小幅安

5月2日(火)の日経平均は
前日比34円高の29,157円
と4営業日連続で上昇しました


週明け1日(月)のNYダウは
46ドル安の34,051ドル
と3営業日ぶりに下落ました
サプライマネジメント協会発表の4月の製造業景気指数が前月比で市場予想以上に上昇したことから
FRB(連邦準備理事会)は景気は堅調と判断し利上げを継続するとの見方が広がりました
長期金利が上昇し金利に対する割高感から株式を売る動きが強まりました
ダウは前週末までの2日間で796ドルも上昇していたことから
短期的な利益確定とみられる売りも増えたと思われます
ただ
これまで発表された主要企業の1~3月決算が総じて堅調であることから
一方的に株式を売る動きは強まりませんでした
中堅銀行のファーストリパブリックバンクが経営破綻したものの
同行を買収したJPモルガンが上昇したこともダウを支えました


1ドル=137円台半ばへと
前日(136円台後半)に比べ更に円安ドル高が進んだことから
東京株式市場では
業績改善が期待される精密、電機、機械、自動車関連など
外需依存度の高い業種が連日買われました
一部の半導体・電子部品関連銘柄の上昇が日経平均を押し上げました
ただ
米国株式相場が下落した中で
日経平均は前日までの3営業日で706円上昇していたことや
明日からの5連休中に米国でFOMC(連邦公開市場委員会)の開催や4月雇用統計の発表が予定されていることから
東京市場の上昇局面では短期的な利益確定とみられる売りが増えました
東証プライム市場における値上がり銘柄数は623銘柄と
値下がり数(1,115)を大きく下回りました
TOPIXは2ポイント安(2,075ポイント)と下落しました
日経平均はこの4営業日で741円上昇しました
味の素<2802>、伊藤忠商事<8001>、三井物産<8031>、ユニチャーム<8113>が上場来高値を更新しました
日経平均は週間(2日間ですが)では301円(1.0%)上昇しました

東証スタンダード市場指数は
1ポイント高の1,068ポイント
と4営業日連続で上昇しました
テラプローブ<6627>(半導体テスト受託)が大幅に上昇しました
テラプローブが2013年以降の高値を
SPK<7446>(自動車補修部品)が上場来高値を更新しました
スタンダート市場指数は週間では5ポイント(0.6%)上昇しました

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