#48 自粛期間のカレー作りがエスカレートして一軒家を借りた話

いまだ世の中は大変な状況ですが、社会の変化が大きな生活の変化をもたらしています。自分も例外ではなく、ずっと在宅で過ごすためおうち時間は充実の一途をたどるばかり。生活がミニマリストの反対、多くのものを所有するマキシマリストの方向に向かってしまいました。

マキシマムになったのは趣味のスパイス料理作りもそうです。以前から週2回くらいは作っていましたが、自粛期間にインド亜大陸料理の自作にのめり込むあまり、インド鍋やら調理器具を買い、いつのまにかさらにエスカレートして広いキッチンのある一軒家を借りていました。

コロナ禍カレー作りにハマった人の「その後」 | 食べれば世界がわかる！カレー経済圏

コロナきっかけで大きく生活が変わった人ということで、経済メディアのカレーライターさんに取材されました。買ってよかったインド鍋。

同時に、インド亜大陸のスパイス料理のDIYや、食と旅の哲学・思想にまつわる表現に取り組む活動【東京マサラ部】をはじめました。そのマキシマムな一軒家を活動拠点として、カレーシェアハウス【東京マサラ部室】と名付けました。

築50年のオンボロの一軒家ですがキッチンも広く、毎日カレーを作りまくっています。しかし冬はとても寒い。。。

引っ越しなども落ち着いてなんとなく家の使い方も固まってきたので、住民募集も兼ねて、つらつらと家の様子について書きます。

東京マサラ部室
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ここをインドとする

カレー作りに終わりはない。それは途方も無い旅である。気を抜けばカレーの圧力に負け、逆にカレーに食べられそうになってしまうこともある。現実的なことを言えば、作りたいレシピはたくさんあるのだが食べるのが追いつかないし、大量に作る経験も積んでみたい。だったらカレーの元に人間を集め、住まわせればよいのではないか。そう考えたのがきっかけでした。

そんなことをここ数年ずっと考えていたのですが、コロナをきっかけにただの妄想がいつの間にか現実化してしまいました。

毎日カレーを作り続けることで、ゆくゆくはここをインドということにしたいと考えています。（意味分かんないですね）

今のところ毎月テーマを決めて料理を作っているのですが、インドを作ると言っておきながら11月はネパール料理、12月はバングラデシュ料理と、あんまり全然インドではないところから攻めています。

※東京マサラ部では、インド亜大陸周辺を刺す漠然とした総称として「インド」という言葉を採用しています。同時に、多種多様で個別の名称があるスパイス料理をざっくばらんに「カレー」とかなり乱暴に呼んでいます。

玄関

家に入ると、玄関には神様がいます。

キッチン

キッチンも最初は何もなくガスすら通っていなかったため、カセットコンロでカレーを作っていました。

初期立ち上げに関わり家具や調理器具などたくさんのものを揃えなければならなかったのですが、多くの方々の暖かいご支援によりなんとか一通りのものが揃いました。（３回軽トラ借りました）

おかげさまでインド食器、食洗機、スパイス棚も調達でき、毎日いろいろなカレーが作れるようになりました。感謝感激です。

スパイス棚も完備、同じ瓶ですべて揃えてみました。

ミキサー、ミルサー、フードプロセッサー、圧力鍋、タワ、シルバッタ、スパイスグラインダー、寸胴鍋などの料理づくりに使う調理器具も一通り揃えました。

仕事部屋

仕事集中部屋では、カレーから切り離された個室環境で仕事に集中できます。香りは防げません。

リビング兼カレー図書室

リビングルームにはカレー関係の図書を集めております。
※貸し出しはしていません。

ベランダ

ベランダが広めなのでお昼は日光浴びながら現実逃避をしています。ゆくゆくはサウナを建設したいです。

カレー会

ほぼ毎週末カレー作りをしており、いろいろなカレーが集まってきます。

最後に：住人募集

まだ二部屋ほど余っていますので、カレー沼の住民と準住民（サポーター）も募集しています。

・家賃6万（応相談）＋スパイス基金
・毎日カレーを作り続けられる、一緒にカレーを考え続けられる方（強制ではない）
・一応個室あり
・DIY可
・土日にカレーパーティーやったりしても大丈夫な方

見学申し込みは以下のフォームから。
住民へのプレゼントは欲しい物リストから受け付けています。