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ホームパーティーでダルバートをばら撒いてきた

ネオンサインのサブカルホイホイのお店が最近増えてる。

せっかく毎日インド料理漬けの生活をしているので、可能な限り東京マサラ部室での暮らしを描き、記録に残しておくことにする。カレーを中心に起きた出来事や考えたことをカレー哲学の視点で記していく。毎回1000〜1500字くらい。
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話の流れでなぜか知り合いのパーティでカレーを作ることになり、ダルバートを10人前作ってばら撒いてきた。(呼ばれたらどこにでもホイホイカレーを作りに行きますので呼んで下さい。)

近頃カレーの人とカレーを通して遊ぶということしかしてなかったので、世界が狭くなってコミュニティが濃く煮詰まってしまう感覚がある。普段全然カレーを食べたりしない人たちの中に定期的に混ざって交流してみるというのは換気という意味で大事なことだ。

会場は早稲田の駅前で、ホームパーティと言っても箱を借り切って交代で音楽を流しながら飲むというもの。知り合いばかりが30人くらい集まるという。

あまりカレーを食べない人に出すので無難な方向にしたほうがいいのかと逡巡していたが、ちょっとヒアリングをしてみると最近グンドゥルックを食べてみて美味しかったのでぜひグンドゥルックを食べたいという意外な反応。グンドゥルックって結構世の中に浸透しているの?予定通りダルバートっぽいワンプレートを作ることにした。

チキンカレーを中心にしつつ濃いめに作ったウラド豆のダルを添える。チキンはシャバめでトマトの効いたカレーなので米はバスマティと日本米のミックスが合う。ダルはかなりシンプルでプレーンな味わいのため、副菜として酸味の強い紅芯大根のアチャールやリクエストのあったグンドゥルックトマトアチャール(うまみ担当)、ちょうど旬の菜の花の炒め物であるサーグ(風味、歯ごたえ担当)も仕込んで持参した。

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