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歴史を用いて現状を見る。

620回目です。φです。

今日は買い物に行ったのですが、人の多さにびっくり。まるで休日のような人の賑わい。

まぁそれでもほとんどの人がマスクを着用していたし、レジ待ちでは距離を取っていたし、それなりにwithコロナが馴染んでいるのかもしれない。そう思いました。

レジ待ち以外では「ソーシャルディスタンスー!」と必殺技のように言いたくなる瞬間はたくさんあったけど。近い近い(笑)

マスク着用が義務化されていない中、他の義務化がなされた国よりも着用率は高いのかもしれませんね。私の考えにすぎませんが。

さて、マスク義務化についてちょっと考えてみました。義務化をすべき、という方もいれば、義務化すると罰則が必要となり政府の暴走が…ということを懸念する方もいる。どちらが良いわけでもないだろうし、どちらが間違っているわけでもないと思います。ただの意見の違い。

私自身はここで「義務化すべき/しないべき!」を主張するつもりはない。けれど、色々と思うことがあるなぁと思う。

歴史をそれなりに学んでいると、どういった経緯が発端になって、結果何が起こったか。類似することはどれほど歴史上に起こっているか。どうすれば防ぐことができたのか。どのタイミングでそうなってしまったのか。

そういったことを考えさせられます。もちろん、「もし」や「だったら」を考えたところで歴史は変わらない。その推測をしたところで、その推測が未来を変えていたかどうかすら分からないわけです。

ただ失敗に似た史実から学ぼうとするだけであって、その学びによって過去は変わらない。より良い未来を描くために学ぶ。またその未来も過去のものが参考になるとは確実ではない。

したがって、非常にふわっとしたものです(笑)

けれども必要。歴史は繰り返す、と言われます。シリアスなものではないものを挙げると、ファッション。ファッションだって60年代のものが流行ったりする。生活に関することだって、「江戸時代に学ぶ」とか言うものも現代でも出てくる。

まるっきり同じものを繰り返すわけではなくて、おそらくは現代に馴染む形になって蘇っているとは思います。それを検証する人はいません。お亡くなりですすでに!

繰り返す歴史ですが、過去によく起こったことはとにかくよく起こるものです。「どうして戦争はなくならない?」という問いだって、歴史上何度も問われています。それでもなくならない。発端は似たようなもの。人間何世紀かけても変わらないのかもしれない。そうなると、歴史に学び、それを繰り返さないように見ておくことしかないわけです。と私は思います。

マスクに関することだって、歴史上のことを触れて懸念する方もいらっしゃった。義務化や罰則によって政府が力を持ちすぎ、かつての世界中を巻き込んだ戦争のときの日本のようになるのではないか、とか。完全に否定することはできないと思います。人間、渦中にいると判断って難しい。気づいたら手遅れ、というのはよくあるパターン。

歴史なんて必要ない。過去なんて過去にすぎない。まぁそれは合っています。間違いではない。けれど、過去を繰り返すことは未だに起こっている。過去のことが原因で、未だにわだかまりが消えないことだってたくさんある。「そんなこと、自分たちの世代には関係ないし知らない!」では済まされないものです。過去を知ることで理解できる世界は増えます。

今回のコロナは、私たちの歴史のどの部分を繰り返しているのでしょうね。スペイン風邪のときかもしれないし、第二次世界大戦のときかもしれないし、高度経済成長期のときかもしれないし、バブル崩壊のときかもしれない。今を生きている私たちにとって、今を評価することはできません。未来の日本人に託しましょう。

学ぶための負の歴史、ではなく、学ぶための賢明な歴史、となりたいものですね。歴史評論家によって意見って異なるから、ディスられることもあれば評価されることもあるかもしれませんが(笑)

ともかく、医療崩壊、人命は優先されなかった、国の崩壊の始まり。そのシナリオだけは歩まないように、気を抜かずに力を合わせること、それが今誰にでもできることだと思う。懸命に日本の医療体制や生活を支えてくださっている方々に敬意を払って、彼らの負担にならないように、できることを行う。それだけです。

軽々しい言葉かもしれないけれど、みなさん頑張りましょ~!

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