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昆虫食と環境問題。

 383回目です。φです。

 夏日って感じになりましたね~。気温の変化の激しさに、地球は悪い方向に向かっているんだろうなぁ。環境問題の先は何があるのだろう。と思います。

 産業革命以降、人は色々と地球に悪いことをしてきたものです。それ以前も少しずつあったのだろうけれども。燃料を使うものが多く発明され、発明の犠牲になったのが地球なんじゃないかなぁ。

 文明化は素晴らしい。けれど、それの行く先、何が失われていくのかを理解していかないといけないんだろうと思います。

 最先端の行く末ってどこになるんだろう?そこに人の幸福はあるのだろうか?

 私は少しの不便さが好きで、わざわざ機械を使わないことをあえてやります。調べものを辞書でやったり、入力ではなく手書きで残したり、料理だって包丁以外は使わない!という謎のルールを設けたり(笑)

 便利さのおかげで、私たちの本来の機能って失われそうな気がするのです。まぁ、反対にその便利さに適応した能力を身に付けることもあるとは思う。

 便利さと本来の能力。うまく折衷案を見つけたいものです。

 さて、今日はニュースであがっていた「昆虫食」を見て思ったことについて書こうと思います。どうですか?昆虫食。


 ファンが多い、無印良品さんの発表。

 無印良品って環境への配慮や生産者への配慮が行き届いていて、私は好きです。あと、肌への優しさにこだわったシャツとかあるし。ここのパジャマにはお世話になりました(笑)

 私が入院した際、無印のパジャマを買ってずっと着ていたので、「無印のパジャマ=入院」という謎の認識があったりします私の中には。何故か毎回無印なんですよね。なんでだろ。

 パジャマは置いておいて、昆虫食:コオロギに移りましょ~。

 さくっと聞きます。コオロギ食べたいですか?

 私は昆虫にはタンパク質が豊富なこと、家畜に比べて環境へのダメージが少ないこと。それらの理由から、「まぁいいんじゃない?食べ物なんだし。」と思っています。

 食糧危機に関しては、かなり前からアラートがされていました。人口爆発で食料が足りなくなる。穀物は何とかできても、タンパク質の確保が難しい。という情報も。

 今の主要になっているタンパク源は家畜です。牛や羊、山羊、豚、鶏、その他の鳥。そして魚介類ですね。

 これらは増やすだけ増やすと、当たり前ですが彼らの餌がそれだけ増えます。水も、場所も。彼らも生物なので、二酸化炭素を生み出します。牛のメタンガス問題は一時期問題になりましたね。などなど、様々な問題があるのです。

 それらを人口が増えるのと比例して増やしていくと、地球に場所無くなります。環境問題も解決しない。

 「困ったなぁ。よし昆虫だ!タンパク質たっぷりじゃーん!」みたいな感じです。わぁ最後端折り過ぎた(笑)

 あ、昆虫食と言えば、ゴキブリ早食い選手権でお亡くなりになった方いらっしゃいましたね…わお…。

 ご安心を、コオロギはちゃんと(?)食べられるために育てられているので、無害です!「野生のを捕まえてきたよ~活きが良いよ~」じゃあありませんので、大丈夫!

 あれですね。フランス料理のエスカルゴみたいなものです。「アジサイの葉にいたから取ってきた!食べよう!」じゃないのです。食用エスカルゴ君たちです。

 さて安全なコオロギ。ですが、私は内容を読んで「ちょっと無理かな…」と思いました。何故って、味です味。

 どうやら、エビに似た味のようです。今回販売されるおせんべいも「おいしく食べていただけるよう、コオロギをパウダー状にしてせんべいに練りこみ、コオロギの味を活かすために余計な原料を使わず、シンプルな配合にしました。エビのような香ばしい風味が特長です。」と書かれています。

 コオロギの味を活かすか…求められているのかな…。

 正直に申しますと、私はエビ苦手です。あの匂いが…あと見た目…。

 昆虫たちが基本的に甲殻類系の味だったら、私は難しいなぁ。と思いました。タンパク質という点では良さそうだけど。虫にも拒否反応ないけど。

 じゃあ、私が次世代のタンパク質を選ぶなら何にしようか?

 次にあげられるタンパク質と言えば、豆類ですね。大豆には良質な植物性タンパク質が含まれています。「ソイプロテイン」は最近有名です。

 一時期私もベジタリアンをやってみたので、言えるのですが甲状腺に問題がある場合、大豆って体に良い食品ではないのです。意外ですねぇ。

 そう考えると、今徐々に伸びを見せている代用ミートの原料はほとんど大豆であるため、「体に良い」とは言えません。むしろ血液検査の数値が悪化します。甲状腺機能低下症になる。

 甲状腺機能低下症ってほんと、食べ物が大切なのです…薬飲んでも改善しなかったので、私は食事療法で何とかしています。機能低下症にお悩みの方、とある人間は食事療法で何とかなりました!人に依るとは思うけどね!

 そんなこんなで、環境面に配慮した食料、「昆虫」も「大豆」も私には合わないということになりました。あらら。

 そういう場合もあるかもしれない。昆虫はちょっと、でも大豆も体質に合わない。この場合の、次なる選択肢がほしいものです。

 魚も年々数を減らしてしまっていますし、温暖化の影響で魚たちにとっても生きづらい環境になりつつあります。

 …私の話になりますが、私は最近魚でもアレルギーがあることが判明しつつあります…ラクトベジタリアンでもなるかなぁ…。

 私はプロテインのことを愛しているので、成分をチェックすることが多々あります。ヘンプやライスと言ったプロテインも増えてきてはいますが、これがどこまで主流のタンパク源となるかは未知数。もちろん、それは全ての次世代のタンパク源に言えることですが。

 日本って、色々高いですよね、環境面に配慮したもの。数も少ないし。これがどう変わるか、を楽観的に見たいものです。

 選択肢が多ければ多い程、「牛豚鶏以外のタンパク質を選ぼう」と思うことができると私は思います。選択肢がコオロギ一択だったら、コオロギに恨みつらみのある方や拒否反応を起こす方は確実に選びませんもの(笑)

 環境面を考えた食料を選択したい。けれど体質的に合わない、ちょっと味が苦手。そんな人へも、新しい選択肢があるといいな、と思います。

 この無印良品のコオロギせんべい、どうなるかなぁ。私はこれが流行った場合、子どもたちが道端で「あ、コオロギ!美味しそう!」と食べる事件が起こらないかな…と若干不穏に感じています(笑)

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