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自然に寄り添った暮らし。

 300回目です。φです。

 わぁ300回目。キリが良い感じですね~。

 あの急激に気温が低くなったのは何だったの?!と思うような春の陽気でした本日。外気温は17℃。快晴、雲ひとつない澄み切った空です。

 外を見ると、たくさんの梅の花が咲いていて、春を目で感じさせます。菜の花も所々に咲いていて。麗らか、とはこのことだろうなぁ。

 冬がなかったように感じた今年の冬、毎年見に行く椿と牡丹を見に行っていません…だからより一層冬を感じなかったのかも。忘れてた…。

 季節のものを感じるとき、私はとある本を思い出します。それは修道会について扱った本です。

 修道会の暮らし。修道会のレシピ。修道会の教え。

 私はクリスチャンではありません。キリスト教の学校に10年間通ったから、知っている身近な宗教としては仏教よりもキリスト教だったりします。神道と仏教は「宗教とは?」という疑問を持ちだした大学生の頃くらいに勉強した。だから、身近なものはキリスト教な感じです。

 学校では朝の礼拝の時間があって、聖書の授業があって。入学する前に聖書と讃美歌の本を買って、夏休みや冬休みなどの長期の休みの間に教会に行って、礼拝をして。レポート書いて。それがごく普通にあっていました。

 しかしながら、最初に述べた修道会とは私は無関係に近い。

 学校もプロテスタントだった。いわゆる綺麗な宗教画を描いたステンドグラス、なものではない。十字架はあっても、そこにイエスはご不在です。修道会はカトリックなので、なんというか…宗派が違う。って感じ。

 けれども、憧れというか、興味があるというか。修道会に興味を持ち始めたのは、ヒルデガルドさんの名を知って、ハーブや健康について興味を持ったからです。

 私の「やってみたいな」を今日は書こうかなぁ。


 さて、そんなこんなで修道会に潜入してみたいです私(笑)

 私が読んだ本は、出版が2010年。10年前のものだから、今はちょっと変わっているかも?

 修道会って厳しそうなイメージがあったのですが、タイトルが「心の安らぎを手に入れるための」。なんだこれ!と思ったのが最初ですね(笑)

 読んでみると、私たちが今忘れかけているものがたくさん詰まっていました。この本を書いた著者も忙しい現代人で、時間に追われて毎日仕事仕事仕事、な方みたいでした。

 その方が体験した修道会について書かれた本。学ぶことがたくさんでした。

 季節のものを楽しみ、尊び、感じる。決められた時間に決められたことをする。祈る。働く。

 それらの繰り返しのようでした。私のイメージのお坊さんの生活みたいな。まぁ宗教に関わる方々は似た生活習慣だったりするのかもしれませんね!

 その生活をした著者は、規則的な生活の中にゆとりを見つけ、自分を見つめ直す。暴飲暴食を止め、楚々とした生活、粗食。綺麗な空気を胸いっぱいに吸う。

 そのことが書かれた本です。修道院でのレシピや考え方、心の大切さが書いてあったような。ちょっと忘れちゃった(笑)

 私はこの本を読んで、一度はやってみたいな、と思いました。自分をリセットする、そして改めて生き方を見直す。クリーンな状態になった自分を知る。自分の力を見つめ直す。

 今の時代、よっぽど遠くに足を伸ばさないと、ありのままの自然と何もない空間へ辿り着けません。自然は近くにあったとしても、近くで車の音が聞こえたり、整備されていたり、と実は現代的で快適なものだったりするかもしれない。

 修道院は別に「森の中!熊出るよ!」という場所ではありませんが、かなり人里離れた場所。きっと静かなんだろうなぁと思います。

 本当に静かな場所で、決められた生活をしたらどうなるのだろう?と私は興味があります。

 本当に綺麗な空気を吸ったら、どんな気持ちになるんだろう?

 自然の音しかしない場所では、私でも眠れるのかなぁ。

 自分の力が試されるとき、私は何を感じるのだろう?

 何もない場所で、私は何を見つけるだろう?

 そういった疑問がたくさん湧き出ます。きっと今の環境で想像しても、その想像は妄想に等しいものかもしれない。知らないものを想像して、それが合っていることなんてほっとんどありません。私は合っていたことないなぁ。不思議なくらい違うことが大体です(笑)

 何事も、未来って予測不可。だからこそ面白い。

 さて、この本を私が読んだ理由として挙げた「ヒルデガルドさん」。この方、すごいお方なのですよ。すごすぎるから、Wikipediaさんに説明任せます(笑)

 「フォン」って身分の高い人しか付けられない称号なんですよ~!あの有名なビスマルクさんだって「フォン」付です。電話じゃないよ!

 話を戻して、ヒルデガルドさん。

 薬草学とか何それ怪しげ、と思うでしょう…ハーブですハーブ。私も最初は疑ったなぁ…

 ハーブの効果について食事面でもカバーしてあって。日本のマクロビオティックに似た感じかなぁ。それよりももっと規則が緩くて、という感じはあるかも。ただ体に良いことを、って感じの。

 他にもストレス緩和のハーブの使い方、とか、日常生活に取り入れる方法もあったり。香りの利用とか。

 自然に合った生き方。そんな印象を私は彼女の偉業から思いました。それで辿り着いたのが、修道会。ヒルデガルドさんの職場(笑)

 私たちは時間を効率的に使うようになった。効率的に動くための道具を作った。結果、今私たちはそれらに振り回されている。

 私はそう感じています。人間が機械化している、そんな感じ。無個性化も進んで、機械に同化しちゃたみたい。

 季節を意識していますか?今日の外は見ましたか?空は見ましたか?綺麗な空気を吸いましたか?

 自然に寄り添った暮らしをしていたら、きっと自分のことのように答えられるこの質問も、きっと現代人には難しい。私はその状態は人間らしさを失ってしまうきっかけになると感じる。

 だからこそ、自然と常に関わり合うことが大切なんじゃないかなぁ、なんて思います。

 Let's go to 修道会!とは私は決して言いません。宗教的なことだし。しかし、ちょっと日常に疲れた、って感じる人はぜひ私がリンクを貼った本を読んでほしいなぁ。取り入れられることもたくさんあります。考えさせられることも。

 今日はいつもより…いやいつもそんな感じだけれど、のらりくらりとしたnoteですね(笑)

 HAHAHAHA...ふぎゃああああ!なことが多発しまして、ハリーポッターの箒借りて飛び立ちたい気分なのです。落ちそうだけど(笑)

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