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「D・カーネギーの突破力」を読んで。

670回目です。φです。

はぁ家から出たい。コロナ出会い頭にみじん切りにして煮詰めてやりたい。それか永久凍土に埋めてやりたい。

…と、そんな物騒な思いでいっぱいです。あれこれやってみても、昇華させて勉強しても、私のストレスレベルの上昇を感じます…!

休む場所がない。これはとても人間にとってストレスです。精神的なものでも肉体的なものでも。

私に癒し時間を与えてくれる方々に出会いつつ、最大限に感謝をしつつ、なんとか生き抜いてやるぞ精神でやっていきます。おのれコロナ。

さて、そんな思いを少しでも沈めようと、読書しました~ひたすら波の音を流して読書。部屋を厳重にロックして(割と原始的な方法で(笑))、読みましたこちら!またカーネギー

突破力ってなんぞ、と思いながら手に取りました。紹介文を読んでみると、「悩まない人間はいない。が、悩み続けることは体にも心にもよくない。
本書では職場や生活上のあらゆる悩みから、ストレスやタイムマネジメント、恐れを克服する方法まで、ネガティブな思考や行動をポジティブに転換するコツを詳しく解説。
悩みの悪影響を最小化し、心の平安を保つ努力をすれば、おのずと「道は開ける」。

とのこと。確かに本文ではストレスや恐れに対しての対処法を、実例を用いて紹介していました。

カーネギーの本を読んでいると、前読んだもので書かれていたプリンシプルの具体例付き、という感じに思えます。実際にやってみようとした際に、「この状況か!」と分かりやすいかもしれませんね。

どちらかというと、”毎日悩んでふさぎ込んでしまう””くよくよしがち”のタイプにおすすめ。

読んだからと言って、突如「はーい今日から何も悩むことはない!GoGoGo!」になるわけではないです。自分がどうこの本を消化するかによりますもちろん。でも、考えとして「あ、そうだよね」と気づくことができたら、それだけでも大きな変化をもたらすでしょう。

人の悩みは、自分が悩んでいるほど大きなものじゃない。解決しないものじゃない。悩むほどのことでもなかったりする。

と、いうことってありませんか?私は…うーん、気分によるけれど、基本的には楽観的かもしれない。「悩むー…いや、悩んでも意味ないな。悩んで解決しないな。よしチェンジ。」という面倒くさがり屋、もしくは雑な性格のおかげでお悩みをぽーいっとしちゃうこともあります(笑)

悩むことで解決するのなら悩むけれど、それで結果が良いものになる確率は低い。と考えていたり。悩むのは感情が優位になっていて、理性を打ち負かしている状態に私は思えます。悩むよりは道筋を考える。悩むと考えることは違うのです。

たまーに、妙に陽気な際に、「やっちゃえー!やらないと分からない!」をタックルの勢いでやって、交通事故並みに衝撃を受けてしまうこともあるんですけどね~。まぁそれはそれで、良い経験です。チャレンジしてるから。あの勢いがなければやらなかったこともたくさんあるしね!

そんな私は「石橋をたたいて渡る」の表現で「石橋の下で遊んでる」とか「石橋壊して遊んでる」とか言われています。ごめんね石橋、あまり私とは相性が良くないみたい。

まぁそんな私がこの本を読んで分かったことは”悩むことが悩みを増やすのだ”と言うこと。恐れること自体が恐れなければならない、みたいにね。

とは言っても、そういった感情は動物的に持ち合わせているもので、今日から恐怖心をなくします、となると色々大変。

私は痛覚云々の影響によって、恐怖心はあまりないらしい、と言われています。じゃないと自分の指切り落としかけた包丁で魚裁いて遊んでないし、どこからでも「私、飛べそうな気がする!」「大丈夫落ちても死なない!」でジャンプしようとしません(笑)

痛覚や悩み、恐れ、は安全に生きるためには必須。けれど、それが過剰になってしまうと安定を求めすぎて、探求心を殺してしまう。まぁバランスですね、難しいけれど。

ちょっと一歩進んでみる。少しチャレンジしてみる。

そういった”リスクのない挑戦”からやってみると、必要以上に恐れや悩みに振り回されることはなくなるかもしれません。

反対に、ものすごーい挑戦して、それで「あれ、意外にできた!」や「案外大したことなかった!」の経験を積む、という荒業もまたあります。エクスポージャー法とかね。

このご時世、意外に生命の危機に陥るような挑戦はないので…色々やってみることを私はおすすめします。保証はしませんが(笑)

長い本のようですが、硬くはないのでさくさく読めますよ~。さらに、面倒ならば巻末のまとめだけ見ても何とかなります。ぜひぜひ読んでみてくださーい。

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