環境保護と環境破壊。
482回目です。φです。
今日は外をとことこと歩いたのだけど、一瞬で汗ばんできました。何この気温、これ+5℃かぁ最高気温のところ。すさまじい。
40℃のところも多分あるだろうと思う。なんというか、人の住む場所の適温を超えていると思う。
アメリカはさらにひどい。55℃を超えるところだってある。少し前に話題になりましたよね、溶ける道路。気温が高すぎて道路が溶けたり、プラスチック系が溶けたり。
年々ひどくなる気温に、溶けていく南極北極の氷。あちこちで起こる火災。砂漠化。洪水に干ばつ。竜巻。
それらに直面するようになりました。地球上のどこにいても。見て見ぬふりはできるだろうけれども。
それを目の当たりにして、人は地球環境を良くしようと動き出しています。プラスチックの削減、二酸化炭素の排出量の削減、ごみの量の削減、使い捨て製品から再生可能な製品へのシフト。植林。などなど。
そういった活動を増やしています。特にヨーロッパ圏の動きは注目に値します。私はそう思う。
けれども、今のところ大きな改善は見られないと私は思います。気温に関して着目すれば、変わっていないどころか悪化しているようにも思える。
夏の暑い日は30℃近く。
この言葉が、もう失われつつあると思う。30℃なんて「涼しい」と評価されている。35℃のとき、「危険」と言われていた。今はもう40℃。危険なんて通り越していると思う。
壊したものを、修復しようとしても倍以上の時間がかかる。壊すのは簡単だけど、元通りにすることは不可能に近い。地球もそうなのだと思う。
オゾン層は回復していると、どこかで聞きました。二酸化炭素の量が減ったからだと言われているけれど、どうなのだろう。
まだまだ気温は上がり続けるのだろうなぁ。そう思うと、なんだか未来の世代に謝りたくなる。
しかしながら、色々な対策をしていても決定的に環境を壊していることも多々あると思う。今回私がそう思ったのは、モーリシャスでの事故。あれだけオイルが海に撒かれたら、サンゴたちは息ができないだろうな。海の生態系がいくつか壊されるかも。もし表面のオイルを取り除いたとしても、何かしらの悪影響が出るだろうな。そう思いました。
世界のどこかで、今日も戦争があっています。戦争によって汚染されるものは限りなくある。焼かれた地面は何も育てることができません。巻き込まれた動物はもちろん命を落とすし、それで壊れていく生き物の世界がある。
空気だって汚染される。毒ガスが使われれば、辺り一面有害物質だらけ。化学物質を使った武器だってある。
戦争は人と人、集団と集団の争いのようだけど、それらに巻き込まれるものの方が多い。
私は戦争と環境破壊に興味を持って、調べてこの記事に出会いました。もしご興味がありましたら、ご覧ください。2年前のものだけれど。
もちろん、環境保護をする国が必ずしも戦争をしているわけじゃないし、事故を起こして環境を壊しているわけではない。矛盾が常に発生しているわけではないと思います。
けれども、どの国も、どの人間も、同じ地球に住んでいて。誰かが精いっぱい環境に思いを馳せて、環境の良い未来を願って行動しても、誰かは平気でごみを捨てて、環境のことなんて気にもしないのです。それでも、私たちは共存しなければならない。なんとも悲しいものです。
誰もが環境に目を向けて、より良い未来を願えたらどうなるだろう。全人類が同じ目標に向かうことはほぼないと思う。けれど、”もし”環境を思って、行動を統制できたらどうなるだろうか。”もし”人間のことよりも、生きるために整えなければいけない地球という大きなものを前にしたら、どうなるだろう。
地球が滅んだら、敵国だろうが味方だろうが、お隣さんだろうが顔も知らないような人だろうが、一緒に終わりですよ。それが目に見えないからこそ、私たちは小さなことで争うのだと思う。非現実的だから目を向けられないのかもしれない。今の現状を見ていれば、非現実的ではないように思えるけれどね。
人間は涼しい環境を作りました。人は気温が上がっても生きていけます。動物は涼しい環境を人から奪われました。間接的かもしれないけれど。彼らは50℃を超えた世界では生きていけない種類もあるだろうと思う。実際、水と生きる生物も気温上昇で大量死が発生している。陸地に住む生物も動物も、いつかそうなるかもしれない。
どんなに小さなことでも、誰もが目標にして環境を変えていけたらなぁ。1年じゃ変わらないかもしれないし、5年でも変わらないかもしれない。けれど、積み重ねれば積み重ねる程、改善される何かはあるはずだと思う。そう思いたい。
環境のための行動が、誰にとっても身近で当然のことになるといいなぁ。
さて、明日も明後日も暑い日々です。最近は熱中症の死者が増えています。みなさんもお気をつけて。
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