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私と物語。

718回目です。φです。

ふとしたときに、思い出す本ってありませんか?私はいくつかあって、先日突然そのなかの1冊を思い出しました。

ずっと昔に買った本で、何度も読んだ本で、表紙が確かすごく気に入って買ってもらった本。「ともだちは海のにおい」。

綺麗な表紙だったんですよね~水色で、ものすごーく手に取りたくなった本だったような。2004年に出版された本だそう。もう17年前かぁ。

なんともユニークな本です。内容の説明として書かれている「お茶のすきないるかとビールがすきなくじらが友達になった。ふたりは散歩したり、読書したり、手紙を書いたり、あこがれのパリに出かけたりします。ユーモアに満ちた友情の日々を詩と掌編でつづる。」の通りです。

なんでイルカがお茶?クジラがビール?パリ?とか、当時の私は何を思っていたのでしょう…それはちょっと忘れてしまいましたが、「ともだちっていいな」と思ったことが印象に残っています。ゆるっとした感じで。

私の現在のともだち観(?)にも影響しているんでしょうね、きっと。小さい頃に読んだ本って、大人になっても何かしらの形で残っているものです。表面上には見えなくても、根本だとか、価値観だとか。すべてに影響しているわけでもなくて、かいつまんだように。

そう書いたら、私が昔シリーズで読んでいたライトノベルはなかなか…「影響していいの?」みたいに思っちゃうのですが(笑)

その本を調べると、出版は2004年なのですが、今思えば現代社会に通じるものがあります。コードによる人間の管理とか。コードをかざせば何でもできるようになっている世界とか。

現代ではスマホのコードをかざすだけで色々できるし、そこに個人情報も入っているし、それだけで生活できると言えます。ううむ、15年以上前にそういったことを考えられていたとは、作者さんってすごいなぁ、と思います。未来の話が、現実になっているということですから。

そういえば私は、気に入った本は繰り返し読む派でした。図書館で借りるものは3回くらい、自分で所有している本は数えきれないくらい読み返した。だからこそ記憶に残っているし、それが私を構成する要因になっているのかもしれない。

昔読んだ本を見返すと、「今でも好きだな~」とちょっと楽しめます。全く「なんでこれにハマったの?」と分からないものはなくて。…まぁ私自身がそこまで成長していないのかも…いや昔と同じピュアな心を持ち続けているからかもしれませんね!(笑)

私と馬の関係を深く深くしてしまった本はこちら。ペガサスの翼。馬の物語って本当に素晴らしいものがたくさんです。

まぁこれが私を馬好きにさせたわけではないのですが。生まれたときから私は馬好きです(笑)

そうそう、動物の本は読みまくりましたね~王道のシートン動物記はほぼ読んだかと思います。

Amazonで見つけて、思わず買いそうになったのですが…こんなものも売ってあるんですね!

シートン動物記でも、野生馬の物語が好きでしたね~あとは伝書鳩の物語。と、王道の狼王ロボ。シートン動物記は、すべての物語で野生動物の気高さを知るきっかけになります。人間の利己的な部分を知ることもできる。子ども向けの本ながら、人間を見つめることができると思います。

それ以外に何読んでたかな~と思い返すと、ダレン・シャンとかでしたね。やたら図鑑を読んでいたことも記憶しています。家に図鑑5冊くらい、百科事典みたいなのは10冊くらいあったような。それを何回も読んでました。改めて自分って本好きだなぁと思います(笑)

さて、今どうやらDMMが電子書籍70%オフクーポンを配布しているそう。登録云々は必要になりますが、本好き、家にスペースない、本ほしい、な方はぜひぜひ覗いてみてくださーい!キャンペーン期間が短くなっていますので、お急ぎあれ!

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