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「アウェー脳を磨け!」「脳リミットのはずし方」を読んで。

668回目です。φです。

脳について少々学びたいことがあり、本を読みましたこちら!

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茂木健一郎さんの本です。私は彼をテレビでは実はあまり見たことがなく…唯一、何かの番組で”アハ体験”について紹介されていたものだけを知っています。

最近ずっと読んでいますね、彼の著書を私。脳科学って好きなんですよ私~心理学と密接な関わりがあって(笑)

著書をいくつか読んでいると、彼の大切にしていることが繰り返し書かれていて、安心します。急に「こっちが良いよ!」となっても「あれ、前の説は?!」になってしまいますから。一貫している辺りが私にとっては信頼のおけるものだと信じることができます。…とはいっても、脳科学は日進月歩。定説がいつ覆されてもおかしくはないものです。面白いですね。

さて、この本。「安定こそ最優先事項である!」と思いがちな方にとってはなかなかインパクトがあって、日々を変えるのに役立つかと思います。私は「そうだ、今がチャンス」で急にやってしまうこともあるので、その衝動を信じていいのだと確信することができた本です。やったね!

脳は年齢とともに衰えていく、と思いますか?それとも人による?努力次第?

私は心理学を学んだ際に、使い続ければ、刺激を与え続ければ衰えることはないのだと知りました。けれど、それはなかなか難しい。なぜって、人は学習してしまうからです。

学習した結果、「あのパターンでやったらいいね」とか「前にやったことに似てる。前の経験を使おう」とか、新規開拓せずに経験を応用します。人生が長くなればなるほど、経験は増す。使える知識も増す。よって、”新しいことへのチャレンジ”は必然的に少なくなります。

これは気持ち次第でもあるかな、と私は思います。例えばガジェットでもそう。タブレットを「スマホの大きくなった版ね」と思うか、「なんだこれはー!面白いぞ!」と思うか、で脳への刺激や新鮮味は大きく異なるかと思います。脳を若々しく保つには、後者の方が良い。新鮮味って脳には大事です。

小さい頃の記憶を覚えていて、大人になってからの記憶は曖昧であっという間に過ぎ去った感じがあって、というのは、子どもの頃の方が”より新鮮”であるからです。経験そのものが。

なので、脳をフレッシュに保っておきたいのならば、できるだけ”新しい経験”“未知なもの”に触れる方が良い。すると脳は衰えることはない。

…という内容が書かれてあって、アウェー脳を作るには常に新鮮さを求めること。そして心を信じ直感で選んでみること。常識にとらわれないこと。などなどが書かれてあります。

私としては、ひとつの場所で生きていればいる程アウェー脳は作りにくいんじゃないかなぁと思います。旅に出るのが一番手っ取り早いかもしれない。他には、全く異なる背景を持った人たちと触れ合う。

日本って狭いです。でもその狭さに気づくには、世界を知らなければ気づけない。井の中の蛙大海を知らず。まさにその通り。

思い返せば、私がアウェー脳作りを感じたと思えるのは海外に行ったこと。そして泣く泣く日本に帰ってきたときのこと(笑)

私は海外で現地ならではの流れに従うことが好きです。面白い。自分にとっての「なんだこれはー!面白い!」にしか出会わないからです。そういえば、私はそこまで「日本では違うのに!」と思わないなぁ。なんでだろう。常識が欠けているからかな私に(笑)

まぁこの本を通して、この「なんだこれはー!面白い!」は大切なステップで、これによって脳はどんどん面白い方向に活きてくるということ。チャレンジの大切さも学んだ。

「こうであるべき!」という思いが強いと自覚がある、「〇〇は当然/常識/普通」「安定が大事」と考える傾向がある。のなら、ぜひぜひこの本をおすすめします。どちらの本を読んでも、基本的には得るものは変わらないかな~と思います。2冊読んだら理解は深まるかもしれないし、何か新しいことを始めたくなる気持ちは強まりますが。

私も小さなことから新しいことを毎日やってみよう。新鮮味のある生活って面白いですしね!

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