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違うことの面白さ。

554回目です。φです。

今日は英語のテストをしました。いつも通り惨敗。英語云々の前に惨敗した感じです。毎月そうなのだけども。

このテストをやるたびに、自分の能力の限界というか、改善のしようがないものってあるんだなぁと自覚する。自覚するだけ。繰り返し過ぎて疑問にも思わないし、嘆くこともない。「いやー私には無理だね!」と楽観的にとらえる。

4コマのイラストをストーリーにするものと、質問文とイラストがあってその質問を答えるもの。

今日は4コマの1枚目から「え、なにこれ」状態だった。タクシーが横にあって、男性が腕を上げていて。次のコマでは駅が出てきてそれに向かって男性が走っている。

もうその場面だけで、いまいちよく分からない。男性がタクシーに乗ったのか、降りたのか、それもよく分からない。別れの挨拶としての挙手か、タクシーを呼ぶための挙手か。

最後までまったく!分からなくて、準備時間45秒、説明時間45秒、ほぼ硬直した(笑)

イラストだけのものって苦手です。セリフがあったとしてもよく分からないのだから。

イラストと質問文のものも、「そのイラストから何を分かれと?!」という具合。人しかいないじゃない。何を理解しろというの…。

この問題では、想像力とか、そういったものが必要不可欠だと思います。イラストから状況を読み解き、人物に焦点を当てるのならば彼らの表情から読み解くのだろう。「この人物は〇〇しようとしているんだろうな」「〇〇な気持ちなんだろうな」「ここでこうなって、…」という具合に、想像力が何よりも大事。予想しないといけない。言葉もないただの絵から。

今回はいつもと違って、同じような問題を使った練習問題にたくさん取り組んだ。ある程度のパターンを覚えたし、答え方はばっちりにした。

しかしながら、少しでも状況が異なるとさっぱり。一言で表すのなら、「なにが?」。何をこのイラストは伝えたいのか、欠片も分からない。人物がいます、それ以外に私が手に入れられる情報がない。

一生この問題は解けないのだろうなぁ。英語力云々の前に。日本語でも無理。

脳の回路の違いだとか、特有の考え方だとか、色々と発達障害に関しての研究は進んでいるけれども。ちょっとしたズレがあるとしたら、そのズレだけで全く分からないと思うものが生まれるんだろう。人の脳は本当に面白い。緻密過ぎて、ちょっとしたことで大きな違いが露見する。

反対に、その特有の考え方をする人が作り出した問題は、どちらかと言えば多数派の脳の回路には解けないのだろう。同じような思考回路や考え方を持つ者同士が、分かるのかもしれない。

お互いがお互いを理解して、「そういう考え方かー!」みたいなものが尊重されたら、きっとより面白いものを生み出せるのだと思う。時に反発しあって、面白いものどころか何も生まれないのだろうとは思うけれども。

違いは面白い。たまに面白いじゃすまないようなことも起こるけれども。違いがあると知って、誰にでも差はあって、はっきりしたものかそうじゃないかだけであって、同じものはないと考えたら、世界は違ってくると思う。差別だって、今とは異なる未来に迎えると私は思います。違いを認識して、受け止める。拒絶しない。

テスト結果云々よりも、「脳の違いって面白いー!」と楽しんでいます。楽しいって大事。

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