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「スパイラル:ソウオールリセット」犯人と考察 (ネタバレ注意)

この記事は2021年9月に他のサイトで投稿したものを再編集しました。

「スパイラル:ソウオールリセット」のネタバレを含んでます!

ウィリアムの過去

今回の犯人ウィリアムは父親を当初警官だったピートという人物に射殺された過去があります。
その恨みを晴らすため警察官になったと言いました。

ウィリアムは警察官になったら、警察官の悪事をいろいろ知ってしまったので、その悪事を犯した警察官にゲームを仕掛けました。ウィリアムは父親の射殺以外の警察官の悪事を許せずに、今回のゲームを仕掛けたということ。

ジョン・クレイマーとの関係

過去作では、ジョンの意思を理解し、ゲームを継承する者が現れましたが、ジョンの意思を完全には理解できず、ゲームはただの殺人になってしまったという過去があります。

ジョン死後のゲームは拷問みたいになってしまったので、ジョン死後のゲームがマスコミで報道された事を考えると、世間はジグソウは拷問好きの殺人鬼という認識をしてしまいます。
そうなると、大半の人々は悪事を犯した人間を更正するダークヒーローなジグソウを知らないと思います。

しかし、ウィリアムはジョン・クレイマーの考え方や概念を理解しているように思えた。もちろん、ウィリアムはゴードン医師をはじめ過去作の人物との接点は無いと思われます。
では、後継者とされた人物との接点が無いウィリアムはジョンの考えをどこで知ったのか?
私は、レガシーで出てきた「ジグソウ信者のウェブサイト」かジョン・クレイマーに関する書籍でジグソウの概念を知ったと思います。つまり、何かしらの形でジグソウの概念が正しく残っていたからこそ、ウィリアムはジグソウの正しい概念を知ることができたと思います。

今後のSAWシリーズで注目するのは、「ジョンの意思の継承」という課題だと思います。
今度こそジョン・クレイマーの考え方を正しく継承できるのか、次回作に期待しましょう。

なぜ、「オールリセット」なのか

日本では「ソウオールリセット」というサブタイトルが付いてます。
しかし、ジョン・クレイマーとジグソウの存在以外がリセットされたわけではありません。
「オールリセット」されたのは、SAWの世界ではなく、世間の記憶が「オールリセット」されたと思います。
SAW3の時点でジョンが死亡して、スパイラルの時点で10年以上は経っています。
10年以上経つと過去の殺人事件なんて、事件に関係ない人は忘れてしまいます。過去のニュースを調べたりしない限りは思い出しません。
私はそういう意味で「オールリセット」と付けたと思います。

ジョン・クレイマーは死なない

最後に少しだけ言いたいことがあります。
ジョン・クレイマーは彼の事を覚えている人がいる限り、ジグソウとして魂は生き続ける。彼は簡単には死ねないのです。 

追記

スパイラルのBD予約しようかな。
もう一度見てから、また記事を書きたいですね。

この記事の見出し画像はこのツイートが初出です。
横のドラえもんのぬいぐるみは何も関係ないです。


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