この娘ヤバいぞ！「エスター」感想

ずっと前に中古で購入した「エスター」のブルーレイを視聴したので、今回は感想を書いていきます。

三人目の子供を流産した夫婦が孤児院の少女エスターを引き取るという話なのですが、そのエスターという少女が結構ヤバかったのです。

最初は髪を結ぶリボンが似合ってる可愛い女の子という印象ですが、エスターを引き取った夫婦の息子のダニエルがおもちゃで打ったインク玉が命中した鳥を岩で殺害しようとするシーンから違和感が出てきます。

さらに、公園でエスターは滑り台で女の子を突き落とそうとします。
この公園のシーンで突き落とされた女の子が滑り台を登るシーンは子供が遊具で遊ぶだけなのに、効果のせいで不気味な感じのシーンになってました。

エスターの色んな異常な行動を不思議に思った夫婦のもとに引き取った孤児院のシスターから電話がかかり、後にシスターが夫婦の自宅に話に来たのですが、シスターは帰り道にエスターに狙われ、ハンマーでボコボコに殴り殺されます。
エスターの殺し方が容赦無さ過ぎて、可哀想。

エスターは夫婦の子供にも容赦なく、子供に脅して、やった事を言いずらくしました。
脅されてエスターのシスター殺害に同行する事になってしまったマックスは、「共犯者だから刑務所行き」と脅され、ツリーハウスに隠されたシスター殺害の証拠を探そうとしたダニエルは、エスターがツリーハウスを放火した際に閉じ込められ焼かれそうになったものの脱出できたものの、大けがし病院に運ばれるも、病院でも殺害されそうになった。
「アナベル」の赤ん坊に同意させようとする悪魔並みに容赦無いですね。

また、ラブラブだった夫婦の仲を引き裂こうと色んな手段を使ってきます。
お隣さんにお手伝いを頼まれた旦那さんを浮気しそうという印象で奥さんに伝えたり、禁酒していた奥さんがワインを飲もうとしてたとバラされたりして、夫婦の仲も曇ってきました。

最後はエスターが奥さんのセクシーなドレスを着て化粧して、旦那さんを誘惑しようとするも、失敗し、旦那さんを包丁で殺害。
夫婦の仲を引き裂こうとしたのもこのためだったのですかね。

しかし、家が危険という事に気づいて、子供を守ろうとするため家に向かった奥さんは、手話を使いながら娘のマックスを救出しました。
このシーンでは、奥さんやるな～と思いました。
戦略的で、かっこよかったです。

しかし、エスターは追いかけてきます。
凍った池にたどり着いたとき、なんとかしようと、銃を拾ったマックスは池に発砲し、エスターを池に落とすものの、奥さんも落ちたが、奥さんは助かり、エスターは溺れました。
娘もやるな～と思ってしまいました。

最後は、娘と母が助かって、良かったと思いました。

結構、面白かったです。
今年の春には、新作が公開されるらしいので見てみたいです。