骨の強さに必要なのは骨密度と〇〇
みなさん、ご覧頂きありがとうございます!
Ph.D たかちゃんです。
さて、骨密度という言葉を聞いたことありますか?最近は骨を丈夫にするために骨密度を高めるための食品が良くCMで流れていますね。
では皆さん、骨密度ってどのようなイメージですか?
骨強度=骨密度+骨質
骨密度は、イメージ通り、骨の強さを示す要因の1つですが、実はそれに加えて骨質も関係しています。ちなみにですが、骨強度は骨密度で7割を、骨質で3割説明できると言われています。*NIHコンセンサス会議ステートメントより
では骨質とはなんでしょう?
骨質は、骨の細かな構造(骨微細構造)、骨代謝の回転、微小骨折、骨組織の石灰化度などを指します。
つまり、骨密度だけでなく、骨質も骨を丈夫にするためには気にする必要があるわけです(しかしながら、骨微細構造や微小骨折などは診療上評価することが難しい)。
骨質は、糖尿病や肥満、服用する薬などにより劣化すると言われています。
さて、骨密度はコンクリート、骨質は鉄骨などと表現されます。質の悪いコンクリートと鉄筋では建物は容易に壊れてしまいますよね?
人もまた骨密度が低く(骨がスカスカ)、骨質が劣化している(鉄筋がボロボロ)と容易に骨折しやすくなるのはイメージしやすいと思います。
骨を弱くする原因は多様です。今からでも、予防できる原因(生活習慣病や喫煙、飲酒、運動不足)については、骨密度や骨質が悪くならないように行動が必要です。
骨を弱くする原因やもっと詳細を聞きたいことがあればコメント頂けると嬉しいです。
本日の記事はここまでです。ご覧頂きありがとうございました。
*注:この記事はガイドライン等を参考にしながら記載しています。あくまで個人の意見を示しておりますので、ご了承下さい。
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