旅行は良くて帰省は駄目って?

 こんにちは。「Gotoキャンペーン」非常に批判を浴びています。旅行産業とそれに関わる地域産業全てを救済するためのもので、安全に旅行をできる人はしましょう、というものと認識しています。

 安全な旅行に関して、実際の旅行体験記を書く予定の医師の方の記事
https://www.verdant.works/2020/07/blog-post.html
 実際の旅行体験記を見ますと、
・観光地の施設や旅館、食堂は感染対策をしっかり行っている
・旅行に出る側のモラルも大事
・この2つが守れる人なら旅行に行っていい
と言ったところです。

 なぜ帰省はおすすめできないのか?
 これは移動の距離の問題ではありません。
 移動先で何をするか

が鍵になります。

帰省は移動先で密になりがちです。密にならない帰省は存在しないと言っても過言ではありません。
 親族で大皿料理をワイワイ喋りながら食べる
 大勢で密接して会話やゲームなどをする
 大人数でタオルなどを共用する

さらに、帰省先にはかなりの割合で70歳以上の人がいます。(60代でも基礎疾患のある人も含める)帰省先で感染させた場合、その後の親戚づきあいがなくなり、親族の揉め事の原因になります。親族の揉め事は尾を引きます。
移動距離は関係ありません。出先で行うことが問題です。近所であっても日常的に会う関係以外の帰省は避けましょう。
 地方で感染がわかると、感染した人物の特定が始まり、村八分にしようとする輩が出現します。艦船に対する不安からの行動で、絶対にしてはならない行動ですが、現実に起こっています。親族の暮らしを守るためにも、帰省は控えましょう。


 対し、旅行は工夫さえすれば密にならない旅行にすることができます。
 ・同居家族との旅行(感染の危険度は家にいるのと一緒なので)
 ・一人旅
 ・衛生概念が近くて、感染対策を行える間柄(2.3人)の旅行
でなおかつ、
 食事は無言でさっと食べて、マスクをして会話をする(もしくはメッセンジャーソフトや筆談、手話などツバを飛ばさない会話をする)
 観光地でも現地の人とむやみに接触しない
 現地の飲食店に行くのは可能。ただし感染対策のしっかりした店に行くこと
 観光地での密にならない行動ができる、なおかつ事故に遭わないような対策ができる。

 現在の京都の寺社仏閣に一人で行き、黙々と見学するツアーは自身が手洗いマスクの仕様をしっかり行っている場合はほぼ安全に行なえます。真剣に京都について学びたい人にとっては絶好のチャンスです。ぜひとも感染対策をしっかり行いましょう。
 

 もとのようにワイワイ観光に出かけられるほどにならないといけない、と言っていると、観光産業の中には業態変更をしたり事業を閉じるところが出てくるでしょう。そうなると失業者数はハンパな数ではありません。それを避けるために、事業による収入をもたらそうという施策です。休業補償の場合はいつまでやるのかどの金額やるのか先が見えません。中には保証金で食べていけるとなって仕事をやめてしまい、そのまま自堕落な生活に陥る例もあります。それなら、感染対策にお金を出す分事業の収入を得てもらうほうがマシなのです。旅行を安全にできる人がある程度お金を回してニューノーマル下での事業を軌道に乗せるのです。それで事業がうまく行けば、もっと広い範囲の人に安全な旅行をしてもらえるようになります。

 なぜこんなに経済寄りなのこの薬剤師って思われますが、経済がある程度回らないと、行かなきゃいけないのに病院に来ない人が増えて国民の衛生状態が悪化してしまいます。

「Go toキャンペーン」は
 安全に事業を行える業者が
 安全にサービスを利用できる客に対して
 サービスを提供する
 ニューノーマル下での事業形態を軌道に乗せるための政策である

ということは 
 サービスを安全に利用できる客になることが自由を得られる道なのだ
ということを理解し、感染対策をしっかり行いましょう!

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