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Apple製品 人気の秘密とは

MacBookとかiPhoneとかってすごい人気ですよね。なんであんなに人気なんでしょう?
私もMacBookやiPhoneを使っていますが、正直WindowsのパソコンやAndroidのスマホと比べて優れているところがあるかといえば、特に無いです。
MacでできることはWindowsでできるし、逆もまた然りといったところ。
探せば違いは色々あるかと思いますが、普通に使うぶんには大差無いです。

スマートフォンやパソコンなど、全デバイスのシェアで25.44%(iOS + OS X)がAppleのOSとなっています。(https://gs.statcounter.com/os-market-share)
主にiPhoneが健闘し、4分の1はApple製品ですね。

では、なぜApple製品は人気なのでしょうか?

やはりブランドマーケティングに成功しているというのが大きいと思います。お洒落なCMによるブランドイメージ向上が、消費者の購買意欲をかき立てているようです。

それともう一つ、製品ラインナップの選択肢が少ないことが挙げられるのではないでしょうか。

選択肢は多い方が良いのでは?と思うかもしれませんが、選択肢が多いと逆に困ることもあります。
例えばWindowsのノートパソコンを買おうと思ったら、選択肢がありすぎて困ってしまうんですね。
価格.comで検索すると、CPU選ぶだけでもこの選択肢の多さ。全製品2804件って…

私のように、CPUとかのスペックを絞り込んで検索することが好きな人は少数派でしょう。
多すぎる選択肢から選ぶことは、非常にめんどくさい(=コストの重い)行為なのです。

それに対して、MacBookを買おうと思ったらMacBook AirかMacBook Proの2択だけです。(容量や画面サイズなど多少のチョイスはありますが)

たった2種類の比較だったら、公式サイトを見るとか、ググって口コミを確かめるとか、シンプルに安い方を買うとか、そのくらいの労力で済みます。
選択肢が少ないということは、実は消費者にとっては嬉しいことなのです。だいたい、あれこれ考えるのはめんどくさいですからね。

この、「選択肢が少ない方がマーケティング的に良い」という理論はジャム理論と呼ばれています。

何でもかんでも選択肢が少ないほうが良いというわけではなさそうですが、パソコンとかスマホの機種選びに関しては、この「ジャム理論」は大きくプラスに働くということでしょう。

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