不動産投資で成果が出ている人 4つの共通点
記事の概要
本記事は、私が不動産投資を始める前に読んだ本や参加したセミナー、話を聞いた先輩大家さんたちの情報をもとに、不動産投資で成果が出ている大家さん、不動産投資家さんたちの共通点をまとめています。
事前に聞いたり読んだりした情報だけではなく、実際に自分自身が不動産投資/賃貸経営を体験した結果も踏まえた情報なので、これから不動産投資を始めようとしている方、始めたけれども期待ほど成果につながっていない方などに、少しでもお役に立てる情報になっていれば幸いです。
不動産投資を始めたい方向けに以下のような記事も書いていますので、参考になれば。
空室募集の営業努力半端ない
まずは、これ。
空室募集にかける営業努力が凄まじいのです。
本を読んでいても、先輩大家さんに聞いても、いとも『簡単に』仲介会社に手土産持って挨拶しながら募集を依頼すればいいよとか、FAX-DMを毎週送ればいいよとか、仲介会社の担当者と会食の場を設けて仲良くなって客付けしてもらえばいいよとか、退去者に入居者を紹介してもらうと楽だよとか、管理会社の担当者に特別なインセンティブを約束すればいいよとか、いろいろな話が出てくるのですが、正直なところ、どれもとても大変で手間のかかることばかりです。
しかし、空室をしっかりと埋めていくことは不動産投資の基礎の基礎。
空室があれば収益に繋がりませんので、まずは『満室』にすることがとても大事なのです。
成果を出し続ける大家さんは、これらの大変手間のかかる営業努力を『無意識のうちに』『楽しみながら』行動しているという特徴がありました。
これは、例外なくすべての成功大家さんが実践しています。
実践しないと空室だらけになって成果など出ません。
この努力を惜しんだり、嫌な気持ちでやる羽目になるのであれば、不動産投資はやめておいたほうがよいと言えるほど必須となる条件です。
コスト意識超高い
成果を出す人というのは、コスト意識が高いです。
それは当然で、収入以上に支出があれば利益はでないのが当たり前ですから、きちんと、支出は収入の範囲に抑え、限られた予算の中で魅力のある部屋にしたり、空室を埋めることができる程度の価値を提供したりすることをやっています。
これは、1円でも安くというシビアな話ではなく、賃貸経営としての価値の提供において、コストをかけるポイントとかけないポイントをきちんと分けてメリハリを付けているといったほうが適切かもしれません。
例えば『クローゼットや押し入れの中のクロスを張り替える』ことと、『玄関ドアを塗装してきれいにする』ということ、どちらも予算3-4万程度だとすると、どちらを対応したほうが費用対効果が高いか?
こういった判断をきちんと行い、費用対効果の高いコストのかけ方をするよう、常日頃から心がけています。
また、かけた費用をどれくらいの期間で回収するかという観点もしっかり持ち、原状回復にかける費用の予算設定が絶妙であるということも挙げられます。
自分で考えてトライ・アンド・エラー
リスクが少ないことはまずやってみてから考える。考えた後工夫をした上でリトライするというのも成果を出す人の特徴だといえます。
理由は簡単で、リスクが少ないのにやらない選択肢はないからです。
失敗してもリスクが低いとわかっているならば、やらないよりやってみたほうが絶対にいいです。
やってみて失敗しても、失敗した原因が分かれば、原因の対処をした後、別のやり方でリトライすれば、成功に近づいていきます。
成果を出す人は、このトライ・アンド・エラーを延々とやり続けています。
それも無意識のうちに。
例えば、『空室にはホームステージングをしましょう』とよく言われますが、本当に効果があるのか?成果が出るのか?
始める前はわかりません。
ですので、自分でやってみれば良いのです。
リスクは、ステージング資材に少々費用がかかる程度です。
その資材だって、使い回せますし、入居者プレゼントとかの付加価値にしてしまえば無駄にはなりません。
また、賃貸経営においては、『効果的なひとつの施策』というのはほとんどなく、『手数』が重要であり、手数・手間・時間をかけると成果につながるということがほとんどです。
『この方法がうまくいった』という情報は結果論でしかなく、万人にそれが当てはまるわけではありません。
色々やったうちのひとつか、成果につながったということなので、とにかくトライ・アンド・エラーの数を増やして成果につなげていくことが重要です。
言い訳せずにまずやってみる
トライ・アンド・エラーに近い話ではありますが、とにかく言い訳をしない。他人のせいにしない。自分ですぐに行動し結果と事実を持って判断という特徴があります。
例えば、金融機関から融資を引きたいと考えたとき、もちろん事前に情報は集めますが、噂や世間の常識で『〇〇銀行はアパートローンの条件が悪い』のような情報があったとしても、まずは、きちんと自分自身でヒアリングをして事実関係を集める行動を取る人が多いように思います。
それらの行動がすぐに成果につながらなかったとしても、それは自分の努力や話し方、もしくは決算書の数字など自分の行動やその量と努力が足りなかったと捉えて、創意工夫をしながら行動を続けます。
成果が出ない人は、成果につながらなかった時点で、『時代的に融資情勢が良くない』『仲介が紹介してくれた物件が合わない』など自分以外に責任を転嫁して次の成果につながる行動へのフィードバックがなく、そのまま終わってしまいます。
ここでもやはり、言い訳しないことはもちろんですが、行動力と手数がとても重要な要素だと思いますが、成果を出している方々は、ここも、無意識に実行されているというか、行動していると忙しいので、言い訳などに無駄な時間を使えない状況で動かれている方がほとんどだと感じました。
まとめ
今回は、不動産投資で成果が出ている人の4つの共通点を書いてみました。
私は不動産投資を初めて6年になりますが、未だに、知り合う方で成果を出している方は、ほぼこの共通点に当てはまります。
極論を言ってしまえば、事前の大まかなプランニングさえできれば、あとは、行動力と手数しかないということかもしれません。
とにかくまずはやってみて、やり方を変えながら繰り返すということが成功への近道かもしれませんね。
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