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LAMY 2000:4Coler

今やLAMYの伝説となったゲルト・アルフレッド・ミュラーがデザインした逸品を紹介します。

概要

1966年に登場した、ラミーのデザインプロダクト最初の製品です。バウハウスの影響を受けたデザイナー、ゲルト・アルフレッド・ミュラーの手による秀逸なデザインは、半世紀以上の時を経た現在でも決して色褪せることなく、ラミーデザインの原点を伝える永遠のロングセラーとなっています。

ボディは樹脂とステンレスのコンビネーションで、磨き上げられた樹脂の表面には繊細なヘアライン処理が施されています。世界で初めてステンレス無垢材を用いて作られたスプリング入りクリップは、今なお人々の目を引きつけるものです。

lamy.jp「LAMY 2000」より引用
(LAMY2000 クリップ部)

LAMYの製品は社外デザイナーと共同で開発することはとても有名です。日本人では有名なプロダクトデザイナーである深澤直人氏が「LAMY noto」を開発しています。

この手法もこの2000から取り入れられました。

無機質でレトロを感じながらも近代的なデザインとなっていて非常に気に入っています。

TOPIC:感想

流線型ボディは万人受けはしませんが自分の指にはフィットしました。持ちやすさなどは並だと思います。

接合部:ペン先

ABS樹脂とステンレス、稼働部もかなり滑らかに接合されていて品質の高さが窺えます。仕上げの丁寧な手作業を感じます。

ですが、稼働部のプラスチックのねじ切りの耐久性に少し不安を覚えます。通常に使用をしていたら破損することはないと思いますが、落とした場合などにポッキリと壊れてしまう可能性があります。


振り子式の動作に関してはかなり滑らかです。独特のノック感の安っぽさは無く、中の機構音も気になりません。
ノック音も多機能ペン独特の「カチッ」とした音では無く「シャリ」といった感じで静音です。

重さはインクを装填した状態で実測22gで、自分的には絶妙な重量でした。

ペン芯のガタツキついては全くありませんでした。ピカイチです。

TOPIC:リフィルについて

純正インクは日本語には向いていません。粘度が高く細かい文字には向いていませんでした。

マルチペン・多色ペンによく使用されているD1規格(インク内容量があまりにも少ないてますが)のリフィルに対応しているのでカスタマイズ性に優れています。

TOPIC:総評

定価12000円は流石に高すぎると思いました。amazon.comなどでは半額程度で売られている為、買うならばそちらをお勧めします。
所々耐久性や品質が良く無いところがありましたが、歴史含め非常に良いペンだと感じたので、4色ボールペン以外も欲しくなりました。


最後までご覧下さりありがとうございました。



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