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内緒の関係 のどか奥様のストーリー⑧

 時間のこともあってそろそろ出ようかという頃、まだ身体が濡れているのどかさんはふと口を開いた。
「どうせならここでもしてみませんか?汚すの気にしなくていいでしょ」
 自らの胸を両手で持ち上げ、谷間を広げて見せる。その仕草から、彼女の言葉が何を意味しているのかすぐにわかってしまった。こんなもっちりとした胸に自身を挟まれてしまっては、きっとすぐに絶頂してしまうだろう。また情けない声を上げてしまうのかという思いも少しはあったが、それ以上に期待が勝る。俺は小さく頷き、風呂場にあった椅子に腰かけて足を開いた。
「失礼しますね」
 柔らかい肌が竿全体を包み、フェラとはまた違う優しくも焦れるような快感を与えてくる。ただ擦られているという言葉では表現しきれないほどの多幸感に、ともすればすぐにでも精を吐き出してしまいそうだ。もう少し味わいたいという名残惜しさから、俺は歯を食いしばって何とか欲望を押し留めていた。

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