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読書感想 パフォーマンス・コンサルティングⅡ

キャリコン仲間とのプロジェクト参考のために読みました。


先に感想をあげた「パフォーマンス・コンサルティング」の続編です。


前作に続き、「成果を生む人事・人材開発」を目指すために「パフォーマンス・コンサルティング」の考え方や視点を学べる内容です。さらに、それをどのようにして実践につなげるか、その方法論についての丁寧な補足がありつつ展開されています。

前作の「パフォーマンス・コンサルティング」を読んでからの方が、より理解が深まると思います。


事例や言い回し例として具体的かつ複数あげられているので、パターンの比較や自社に当てはめて研修企画が作れる構成になっています。外部・内部に向けたプレゼン(パフォーマンス向上)のポイントや成果を目指すプロセスが図解できるようになると思いました。

やはり、アメリカ流の「トライ&エラー」から学び「ベストプラクティス」へと洗練させるという文化がよく表れています。同時にアメリカが世界の経済をリードできていることも頷けます。

平成不況から脱するべく、日本も2000年以降は諸外国に習いながら改革を進めましたが、結果が出る前にミニ不況となってしまい足踏みが続きました。

各企業では成果主義に対応すべく人事制度の改革が進められましたが、特に行うべきは、新手法の導入よりも「現状の検証」や「人事・人材開発」の成果主義的な視点での検証だったのかも知れませんね。



【メモ】◆2点×5項目=10点満点(良い2 やや良い1 普通0)

①文量    :1
②初心者向き :0
③図表    :2
④事例    :1
⑤データ   :1
    合計 :5点   


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