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「ラ・ヨローナ~彷徨う女~」観ました

「ラ・ヨローナ~彷徨う女~」観ました。

(注意!!)有名なジェームズ・ワンの「ラ・ヨローナ」ではないです!!
ラテン・アメリカのグアテマラの映画です。
そして、私には、
こっちの作品の方が断然に面白かったです(笑)

南米中南米の様な
厳粛で美しい映画でしたね。

実際のグアテマラ独裁政権
マヤ先住民虐殺の悲劇を題材に、
政治風刺のホラーとして、
とても完成度高いです(安っぽさも全くない)。

派手なハリウッドのホラーを期待する人には、
非常に地味な映画に映ると思いますが、
そもそも、この作品の本筋は政治の話であり、
私的には
「ホラーとはこうあって欲しいな」
という作品でもありました。

ちなみに、本作品に登場する
エンリケ・モンテベルデ将軍
実在の独裁者
ホセ・エフライン・リオス・モント
がモデルですね。

ホドロフスキー「リアリティのダンス」にも、
チリの独裁者イバニェスが出てきましたが、
ラテンの映画は政治風刺に満ちていて、
詩の様に作られていて良いですね。

ブラジル
ロドリゴ・アラガォン監督(作風は全く違いますが)
といい、私的には好みド真ん中です。

本作はアマプラで観れます~。

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