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適応障害と診断された、あの日の私へ。

適応障害と診断され、休職することが決まった日。

もしもあの日の自分と話ができるなら、伝えたいことがたくさんある。

あの日の私は、絶望していた。

夫に勧めれられて受診した心療内科。

話を聞いてもらって、場合によっては病名がついたり薬が処方されたりするかもしれない。

だけど、休職するなんてことにはならないだろう。

そんな気持ちで受診していたのに、

自分の状況をお医者さんに説明しているうちに、涙が止まらなくなって。

そんな私を見て、お医者さんが「休職しましょうか」と優しく言った。

休職・・・私は頭が真っ白になった。

任されている仕事が頭を駆け巡る。

自分の仕事を捨てて、休職なんてできない。

だけど、これ以上仕事をしつづけるのは、もっとできない。

頭の中に色々な感情が渦巻いて、何も答えられず、ただ泣くしかなかった。

あの時の絶望は、今でも鮮明に覚えている。

あの時の私に、伝えたいことがたくさんある。

自分では気づいていないけど、あなたはすごく疲れているということ。

夫が病院に行くように勧めたのは、それだけあなたが疲弊しきっていたから。

あなたはきっと、自分はまだまだやれると思っている。

だけど、自分のことは意外と自分では見えないものだから。

夫のことを、お医者さんのことを信じて、今はしっかり休んでほしい。

休職し始めたら、いろんなことをしたくなる。

せっかくできた時間を、少しも無駄にしたくなくて。

働いている同僚のことを思うと、気を休めるなんてできなくて。

あなたの気持ちはとてもよくわかる。だけどまずは、休んでほしい。

自分で疲れを感じられないくらい、あなたの心は疲れ切ってしまっているから。

休むことは、悪いことでも、無駄なことでもない。

今のあなたに必要なことだから。

だからまずは、心と体をしっかりと休めてほしい。

仕事のことは、考えなくて大丈夫。

あなたはショックを受けるかもしれないけど、あなたがいなくても案外会社は回っていく。

誰もあなたのことを責めたりはしていないから、

仕事のことは気にしないで、まずは体を休めてほしい。

たくさん休んで、少しずつやりたいことが見つかってきたら、

やりたいことを、やりたいと思うだけ、やってみたらいい。

やりたくなくなったら、休めばいい。

今は誰かに何かを強制される時間ではないから、

自分のことを最優先にして、生活していけばいい。

周りの人を、信じてほしい。

夫も、家族も、誰もあなたを責めていないから。

今のあなたを、支えようと心を寄せてくれている。

不安や悩みも、優しく受け止めてくれるから。

たくさん話して、たくさん頼ってほしい。

ひょっとすると人生でいちばんの絶望かもしれない。

先が見えなくて、不安で、消えてしまいたい気持ちになるかもしれない。

だけど、あなたが思ってるほど、未来は真っ暗闇じゃない。

いつかは心が落ち着いてくる。

涙を流す日も、少なくなる。

不安があるけど、笑って過ごせる日が増えてくるから。

泣いてしまう日は、思うままに泣いたらいい。

無理して笑わなくても、自然に笑える日が来るから。

あなたはきっと大丈夫。

おわりに・・・

noteを始めて、私と同じような状況の方がたくさんいることを知りました。

ひょっとすると、私と同じように休職することが決まってしまって絶望している方もいるかもしれない。

そんな方にも、大丈夫、という気持ちを伝えたくて、この記事を書きました。

この記事を書くことで、読んでくださった方の気持ちに少しでも寄り添うことができたら嬉しいです。

はる





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