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自分の記憶力を当てにしない

先週末、2回目の着付け教室がありました。

今回はお太鼓結びのレッスンでした。私はそもそも名古屋帯をもっていないので、先生に帯をお借りして、かなり丁寧に教えていただきながら、初めて自分でお太鼓結びをしました! いつもは半幅帯か兵児帯で、なんなら作り帯ばかりなので感動しました(笑)。

すごく丁寧にレクチャーしてもらって、「慣れは必要だけど、思っていたより複雑じゃないかも」と思えるまでになったのですがーー油断しました。覚えられた気になって、お稽古後にすぐ復習しなかったのです…。

前回はお稽古が終わった後すぐに、教わったことを復習しました。それも、スマホで録画しながら。先生から教わったポイントをおさらいしつつ、なるべく鏡を使わないようにして、自信がないところは後で録画を見返したりもして、1時間半くらいかけて振り返りました。

今まではなかなか衿が抜けなかったんですが、復習も兼ねてやってみた着付けは我ながらうまくいきました! おかげで、2回目が始まる直前にさっと復習した時も、けっこう覚えられていました。

今回はお稽古の後に、ご飯を食べたりゲームで遊びだしたり……。「すぐに復習た方がいい」と頭では理解しながら、「けっこう感覚つかめたし、ところどころメモも取ったから大丈夫か」「時間気にしなくていいように、寝る前にゆっくりやろう」などと言い訳を並べていました。

そして、いざやろうとしたら……テキストを見ても思い出せないところが多くて。「そんなに大事じゃないか」とか「これは大丈夫か」と独断でメモを端折ったところなんて、見事に記憶から抜け落ちていて。次からは絶対に教室が終わったら即復習をする。一人で復習する時間も含めて、お稽古の時間としてスケジュールを押さえようと決意しました。

「覚えているだろう」と思ったけど実はそうでもなくて…なんてこと、仕事でもさんざん経験しているのに。自分にも他者にも「ドキュメント化しましょ」「今のうちにやっちゃいましょ」と言ったりするのに。

同じ後悔を繰り返さないように、noteに刻みます…。


ちなみに、前回のnoteでこんなことを書きました。

試験で教室オリジナルのアイテムを使うから、同じ用途のものを自前で持っているのに「買った方がいいね」と言われました。強制ではないものの、なんだかモヤモヤ。どこまでが「郷に従え」なのか。

学ぶ、教わるということ。

こういう印象を受けていたので、今回少しだけ身構えていた部分もあったのですが……2回目にして、すっかり先生と打ち解けました。

当たり前のことではあるのですが、やっぱり「教室としてこれは伝えなければならない」「これを推奨すべき」みたいなものがあるんだろうなと、勝手に解釈しました。だから前回受けた印象は、先生のキャラクターというよりは教室の方針なんだな~~と。

先生にお会いしたのは顔合わせも含めて3回で、数時間会話をしただけではあるのですが。それでも、前回よりも先生のコミュニケーションの感じとか人間像がつかめました。うん。本当に可愛らしい人で大好きです(笑)。


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