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アメリカで経験したつわり。いろんな意味で辛かった!

現在、妊娠8ヶ月目。

あと2ヶ月で待望の初我が子に会えると思うと毎日ワクワクが止まらない。

早々とベビーカーを組み立て、オムツ替えの台まで購入し準備はバッチリだ。
(アメリカではオムツを替えるための台というものが存在する。土足文化のため赤ちゃんを下に寝かせないのだろうか・・)

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(ちなみにこちらがオムツ替え用の台。IKEAで$220ほど。高い。。)

そんな私も、妊娠初期(7週目〜11週目ごろまで)は、結構なつわりを経験した。

アメリカへ移住し約1ヶ月後に分かった妊娠。
急いで最寄りの産婦人科病院を探し、あれよあれよという間に、つわりでぐったり生活が始まった。

つわり中、一番辛かったのは「匂い」と「食事」だ。

私の場合は幸い、吐くほどのひどい悪阻はやってこなかったが、まず、キッチンの匂いが無理になった。
オーブンの匂い、フライパンで油を温める匂い、ラックの匂い、これが強烈にきつかった。

それに伴い、次に、「食べたいのに食べれない」という食事困難が私を襲った。(これにプラスし、頭痛、胃のむかつきも酷かったが。。)

アメリカで生活する私にとって、

キッチンが使えない = 日本食が食べられない

である。泣

近所に日本食レストランがないこともないが、私の食べたい日本の味、ではない。(一度頼んでみた、「生姜焼き丼」は、コショウたっぷりで味付けされた分厚い豚肉丼であった。生姜の味はどこへ。。)

つわりが始まる前は、自宅で親子丼やすき焼きを作っていた私だが、もうこれらを作ることができない。
フライパンに油をそそぐ光景を想像しただけで気持ち悪い。

詰まる所、アメリカでのつわり生活において最も辛かったのは
「日本食が食べれない」ということであった。

当時のことを思い返すと、毎日日本人の大食いYoutuberを見て
美味しそう、、食べたい、、と嘆いていた記憶しかない。

いつしか妊娠後期に入り、今では料理もできるし、食欲も回復している。
食べたい物は食材が手に入れば自分で作れるようになった。

ただ、つわり中、日本食を絶たれながらも毎日の生活を送っていた私は本当に立派だったと思う。次、またつわりが来るようなことがあれば、その時は日本のレトルト食品を買い溜めしておこう。

後期に入り、食事が作れるといても、まだまだ大好きな魚、とりわけお寿司を食べることはできない。(妊娠中は生魚控えた方がいい上、ピッツバーグのお魚は生鮮度が高くないので・・)

元気な赤ちゃんを産んだ暁には、自身へのご褒美として、近辺で一番美味しい日本食レストランへ行き、お寿司をお腹いっぱい食べよう。
これをモチベーションとして、日々の妊婦生活を過ごしている。

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輝いて見える。。-----------------------------------------------------------------------
追記:ちなみに、つわり渦中の私の日記にはこう記されていた。

「つわりが酷くてなかなか日記を書けなかった。料理はできないが、比較的冷たいものは食べれる。フルーツ(りんご、バナナ、スイカ、メロン)は神。」
日本食を絶たれた私もなんとか、フルーツという神によって支えられていたらしい。

妊婦さんそれぞれ、色んな辛さのつわりがあるだろう。そんな辛さを乗り越えて出産をする。本当に母はすごい、と思う。

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