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虹。

過去の詩の振り返りです。



こめかみにタイフーンが直撃し

真実のお頭はひっくり返った

びっくりするほどの意味のなさに僕は笑った

相応しくないのに隣に居たかった

ふざけ合っているのにその目は笑っていなかった

すべてをあざ笑うかのように罵った

生まれ落ちた先が何処であろうと構わない

そんな気持ちがふと心に芽生えた

世の中を真っ黒に塗り潰そうとしたが

光の速度は早く抗えない

思わず目を逸らしたが

最終的にはそこに帰ってくる

夢うつつ

言葉の意味を並べてみたがさっぱり分からない

答えはない

答えはないと悟った日

すべてが七色に輝いた

2018.10.3


『意味がない事に意味がある。』と意味深なこと言って喜んでいます。


「意味」について考える事が多いですが、すべては無意味というのが答えです。無意味だから何もしないという事ではありません。「もともと無意味だから悩んでも仕方のない事もある。」と言うことです。


さて、こめかみタイフーンって何でしょう?真実のお頭?意味の無い言葉を並べて、意味がなさすぎて笑ったという詩ですが、想像できないものには意味がありません。ただし、意味がないものに意味を見出していくのが人間なので面白いのだと思います。


虹は自然現象で、それ自体にとくに意味はありませんが、滅多に見れない不思議な現象で、美しいので人は貴重な体験に価値を見出します。『虹』を特別としているのは人間の感情です。


人生はどうでしょうか?生きているのは当たり前過ぎて価値はないのでしょうか。


いえ、違います。生きていることが生きる意味になるのです。すべては無価値、無意味ですが人生に価値をつけ、意味を見出すのは本人次第なのです。結果、価値がなくとも、意味がなくとも人生は面白いのだと私は思います。


悩んでみても意味がないので、寝たら忘れましょうw


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