8/9週の気になるニュース
今週は6本です。
→積極的に五輪を「やりたい」と明言してこなかった人たちが受賞するのは何かモヤっとしますね。
政党支持率は自民が32%、「仮に今、投票するとしたら」として聞いた衆院選比例区投票先としての自民は35%で、ともに5月以降横ばいが続いている。一方、立憲民主は支持率6%、投票先15%といずれも勢いが見られない。秋までにある衆院選での与野党の議席について聞くと、「今とあまり変わらないままがよい」が34%。「野党が増やした方がよい」37%、「与党が増やした方がよい」15%だった。
→政権への不支持が高まっただけで、政党への支持は依然として横ばいなので無党派層が政権から離れただけと見られます。
→要約すると「オリンピックも含めて、資本主義は一部の人間を犠牲にして、誰かの利益を生み出す」ということになるし、それは正しいと思うのですが、資本主義に限らず、人間は常に誰かに負担や犠牲を強いながら何かの恩恵を受けるものだと思うので、「犠牲を強いること自体ダメ」というタイプの言論にはあまり説得力を感じられません。
人間たるもの自然に、無意識に、誰かの手を借りてしまうものなので、そのお互い様の気持ちを忘れずに他者に寛容になろう、犠牲になる耐性をつけようってことでしかなく、犠牲自体を無くそうとするとその皺寄せが他の部分に行くだけで結局は犠牲を自分から距離が遠いところに押し付けようとしてしまうんだと思います。もちろんその犠牲があまりにもアンバランスな今の状態は確かに問題だと思いますが、犠牲自体が悪という考え方にはあまり共感できないです。
→自宅療養について反対が出ているので、司法上の位置付けを変えて批判をかわそうとしているようです。新型コロナウイルスが蔓延した初期にも同じ議論があって、「2類相当」になったはずです。
一方、宣言対象都府県の知事からは、飲食店への要請を中心とする感染対策の限界を指摘する声が上がる。大阪府の吉村洋文知事は9日、西村氏とのテレビ会議で「今まで通りのやり方でいいのか」と疑問を呈し、神奈川県の黒岩祐治知事は旅客機や電車の乗客数制限を提案。千葉県の熊谷俊人知事は会議後、記者団に首都圏全体で大規模施設の休業要請を検討すべきだとの考えを示した。
→緊急事態宣言下にも関わらず、感染拡大が止まらないためにより強い観戦対策を求めるのは自然でしょうが、電車の乗客制限など法律に基づいて可能なのでしょうか? 蔓延防止も緊急事態宣言も法律を飛び越えた解釈で好き勝手な制限が課されている印象なので、法律に基づいて対応してほしいものです。
→数ヶ月前にワクチン接種が開始された時に「ワクチンさえ摂取すれば大丈夫」というタイプの世論が形成されていましたが、この記事を見る限り、ワクチン接種しても感染拡大はおさまらず、引き続き自粛などの感染対策が必要になってしまいそうです。政治家や知識人の「今回だけ、、」「今我慢すれば、、」というお願いが空虚に聞こえる状態で次のお願いを聞こうと思うか疑問です。
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