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ホリデーシーズンに映画鑑賞はいかが? 「映画」の話題で盛り上がれるようになろう!①

皆さん、こんにちは。
「スピークバディ パーソナルコーチング」コーチの Date です。

12月に入り、年の瀬が迫ってきました。
普段は慌ただしい毎日を送っている皆さんも、年末年始くらいはゆっくり映画を観ることもあるでしょうか。

「映画」は雑談やアイスブレイクでよく使われるネタです。
でも、英語で映画について話すとなると、これまでなじみのない単語が登場したりします。
また、そもそも映画の英語タイトルや俳優の名前がわからなかったり…といったこともよくあります。
実際に私も、好きな映画の感想を聞かれても「It was great!」しか言えなかった時期や、映画の内容を聞かれても伝え方がわからずにフリーズしてしまう時期がありました。

今回と次回の記事では、映画の話題を楽しむために知っておきたい表現や、少し慌てる場合(「英語のタイトルがわからない!」「俳優の名前が思い出せない!」など)に使える表現のご紹介もしていきますよ!

今回は前半として、イギリス英語とアメリカ英語の表現の比較と、映画の話題をする際に知っておくと会話がスムーズになる表現をご紹介します。
 

「映画」「映画館」はイギリスとアメリカで表現が違う?


「映画」「映画館」を意味する英単語、皆さんは何を思い浮かべますか?
実はアメリカ英語とイギリス英語では、使われる単語が違うのです。

まずは「映画」という単語。
アメリカでは一般的に movie が使われるのに対して、イギリスでは film の方が好まれます。
用法も共通する点と違う部分があります。
まず、同じ使い方をする表現として「映画を観る」があります。
この場合、watch movieswatch films も、どちらも使われます。
これに対して「映画を観に行く」という場合、go to the movies は使いますが、go to films は使いません。
この場合、go see a film と言うか、このあとに登場する cinema「映画館」という単語を使って go to the cinema と言うのが一般的です。

「映画」に引き続き「映画館」もアメリカ英語とイギリス英語では違う単語が好まれます。
アメリカ英語で「映画館」は movie theater と言うのに対し、イギリス英語では cinema が一般的です。
movie theater の theater には「劇場」という意味があり、これは映画館だけに限らず演劇や舞台などの劇場も指します。
ちなみに、イギリス英語で theater のつづりは theatre です。イギリスでは movie theatre はあまり使われない表現ですが、theatre 自体は使われます。

「スピークバディ パーソナルコーチング」の Twitter にアメリカ英語とイギリス英語とで違う単語をイラストでまとめた投稿がありますので、よかったらご覧ください^_^

アメリカ英語とイギリス英語の違い 〜単語編~


アメリカ英語とイギリス英語の違い 〜スペル(つづり)編〜


映画の話題で知っておくと役立つ表現!

ここまでで「映画」「映画館」のアメリカ英語・イギリス英語を比較してみました。
ここからは実際に話すのに備えてあらかじめ知っておきたい単語をご紹介します。
たとえば「あらすじ」や「主役」「悪役」といった単語は映画の話題では頻出ですが、知っていないと意味がわかりにくいものです。
ここではそういった単語をピックアップしてみました。

☆ plot

→ 「話の筋」つまり「あらすじ」のことです。storyline と言い換えることもできます。

☆ protagonist

→主役。main character のことです。
(主役でも、特に「英雄」は hero といいます。)
主役がいれば、敵役がいる場合が多いですね。
「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」などを思い浮かべるとイメージしやすいでしょうか。

主役に対してその「敵役」は antagonist と言います。
(hero「英雄」 の反義語は villain, baddie (悪役)が使われます。東京ディズニーリゾートではハロウィンの時期に villains「悪役」が大集合することで有名ですね!)

ハリー・ポッターで例えると、protagonist で hero がハリー、antagonist で villain, baddie がヴォルデモートです。
反対に、映画「ルパン3世」のように主役が英雄ではない場合(ルパンは泥棒です)、主役のルパンは protagonist ですが hero ではないですし、敵役の銭形警部は antagonist ですが、正義は彼の方なので villain や baddie は当てはまりません。

☆ subtitle

→ 字幕
→「サブタイトル(副題)」の意味でも使われる単語ですが、映画の話題では「English subtitles (英語字幕) 」のように「字幕」の意味で使われることが多いです。
「字幕」に対して「吹き替える」は dub という動詞を使います。
たとえば「字幕版の方が日本語吹き替え版より好きだ」と言いたいときには
I like to watch movies with subtitles rather than the dubbed version.
なども使えますね。
皆さんは、洋画を観るときは字幕派ですか?
英語音声・英語字幕で映画鑑賞すると、映画を楽しみながら英語学習にもなります。一石二鳥ですね!

☆ sequel

→続編
シリーズものの「続編」という意味です。
たとえば「トイ・ストーリー2」は1作目「トイ・ストーリー」の sequel です。


以上、映画の話題で頻出の単語をまとめてみました。
意外と知らない単語もあったのではないでしょうか?
「主役」と「敵役」、「字幕」と「吹き替え」など、対応する単語同士はセットで覚えるのがおすすめです(^^)

次回はいよいよ、実際の英会話で役立つフレーズをまとめていきます!
お楽しみに!

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