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Black Friday!買い物について話そう!


皆さん、こんにちは。
「スピークバディ パーソナルコーチング」コーチの Date です。

前回の記事では、Thanksgiving Day について書かせていただきました。
北欧ではThanksgiving Day の翌日は Black Friday という激安セールが行われます!
今回は Black Friday や、それにまつわる表現をご紹介していきます。


Black Friday とは?

Black Friday とは Thanksgiving Day (感謝祭)の翌日の金曜日に行われる激安セールのことで「黒字の金曜日」と訳されます。
この Black Friday という言葉の由来には諸説ありますが、セールでお店が「黒字(black)」になるからこう呼ばれるようになったわけではないようです。

ここでの black のもともとの意味は「黒字の」ではなく「黒い、暗黒の」という意味です。
ある年の Thanksgiving Day の翌日の金曜日に金融危機が訪れたという説や、アメリカの警察官が、毎年この日に買い物客で街や道路がごった返す様子を嫌って 「Black Friday(黒い金曜日)」と呼んだとする説もあります。
いずれにせよネガティブな意味合いだったのですね!
その後、小売店がこの Black Friday にネガティブなイメージがついてしまわないように「黒字の金曜日」と言い始め、現在はそれが定着しています。
 
ネガティブイメージからポジティブイメージへの華麗なる転換!
ものは考えようですね!

blackを使ったイディオム3選


今回は Black Friday にちなんで black を使ったイディオムをご紹介します。
「1 Black Friday とは?」でもご説明したように、black という言葉はネガティブな意味合いで使われることが多いです。
このことを知っておくだけで、これからご紹介するイディオムのイメージがつかみやすくなるかもしれません。


① black day
「最悪の日」

Black Friday の本来の意味合いもこれと同じで「最悪の金曜日」というニュアンスです。
ちなみに、曜日の前に black がつくのは Black Friday だけではありません。
Black MondayBlack Thursday という言葉もあります。
Black Monday は1987年にニューヨーク株式市場が大暴落した日で、この日が月曜日だったことからこう呼ばれます。
Black Thursday は1929年の世界大恐慌の引き金となった日で、この日が木曜日だったことからこのように呼ばれます。
いずれも「最悪の」日ですね。

② black sheep
「厄介者、邪魔者」

特に家族や組織の中で厄介な人のことを指します。
羊は大抵白いですよね🐏
大勢の白い羊の中に一匹だけ黒い羊が混ざっていたら、なんだか薄気味悪く邪魔な存在に感じてしまうという感覚でしょうか。
ここでも、black という単語にネガティブな印象が込められていることがわかりますね。
ちなみに、black cat 「クロネコ」も不吉なものとして捉えられることがあります。
西洋では古くから black cat は魔女が化けたものだという迷信があるようです。
また、black cat が前を横切るのとその人に悪運や死が訪れる前触れだとも言われているようです。映画や小説でも、不吉なことが起こる前触れとして black cat が登場するという演出がされることがあります。

③ blackout
「停電/意識を失うこと/検閲」

blackout と一単語だと名詞、black out と二つの単語にわけて表記すると動詞です。

こちらは black「黒」= 真っ暗になってしまうイメージからさまざまな意味の広がりをもつ表現です。
明かりが消えて真っ暗になってしまうなら「停電」、意識を失って目の前が真っ暗になってしまうなら「意識喪失」、国家が報道されたくない内容の箇所を真っ黒に塗りつぶしてしまうなら「検閲」というように、イメージで覚えてしまうとスッと頭に入ってくるのではないでしょうか?


black 以外にも、white lie(罪のなきうそ)、have the blues(ふさぎ込んでいる)、green with envy(ひどくねたんでいる)など色を使ったイディオムはたくさんあります。

好きな色を使ったイディオムにどんなものがあるのか調べてみるのも楽しそうですね!
その色のもつイメージを頭に入れておくと覚えやすくなるかもしれません。


買い物で役立つ表現3選

Black Friday は爆買いの日!
ということで今回は、買い物のときにさらっと言えるとかっこいいフレーズをご紹介します!


① You have good taste!
「センスいいね!」

「センスがいい」という日本語につられて You have good sense. と言いたくなってしまうところですが、sense より taste を使った方がナチュラルです。

② I can't afford it.
「それを買う(金銭的な)余裕がない」

afford は「~する余裕がある」という意味で、can afford または can’t afford というセットで使われることが多いです。
何に対する余裕かは、金銭的な余裕から時間的な余裕や心のゆとりまでさまざまです。
しかし、買い物の際に I can't afford it.と言えば、「予算が足りなくて買えない」という意味になります。
予算はあるけれども「時間の余裕がなくて買えない」という場合は I can't afford the time to it. のように言います。


③ try on 〜 / try 〜 on
「試着する」

気に入った服などを、購入前にお店で実際に着てみてサイズ感などを確かめることです。
服だけでなく、靴やサンダルなどにも使えますよ。
May I try 〜 on?(「〜を試着してみていいですか?」)という表現は、「〜」の部分に着てみたいものを入れるだけで使える、汎用性の高い表現です。
英語でお買い物をする機会があったら、ぜひ使ってみたい表現です。

(例)May I try these blue sandals on?
「この青いサンダルを試着してみていいですか?」

いかがだったでしょうか?
近年、日本でも普及してきた Black Friday ですが、まだまだ認知度はそう高くありません。
この機会に、Black Friday に関する小ネタや、ここでご紹介した表現をさらっと披露してみるのはいかがでしょうか?

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