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ペルソナの社長が在宅勤務で経営をしながら、人材紹介業で叶えたいこと

ペルソナ代表の佐野です。

突然ですが、世の中の人材業界に対するイメージをもっといいものにしたいと考えています。

この記事は、いま人材紹介会社に勤めている人向けです。
同業であるペルソナの社長がどういった想いで働いているかを、綴りたいと思います。

人材業のイメージはよくはない


人材紹介の業界で働いている人たちには共感してもらえると思うのですが、人材業界に対するイメージは、まだまだポジティブとは程遠いです。

まず、人材業界で働いたことがない人からは、紹介や派遣、あるいは求人広告といった業態の違いが見えにくいこと。

また、ハードなイメージで、人材会社のオフィスは不夜城のような見られ方をされていたりします。事実そういう会社もあります。

すでに人材紹介会社で働いたことがある人については、売上やノルマの比重が重く、詰め文化もあったりで、しんどくて辞めてしまう人が多いこと。

複雑な仕事を単純化しすぎて、推薦数という指標に重心を置きすぎたあまり、働く意味を見失いかけている人も多いこと。

このように、どちらかというとネガティブな側面がクローズアップされ、世の中からのイメージがプラスに働かない悪い循環が生まれている気がしてなりません。

ペルソナの創業後、すぐにコロナと立ち向かわなければならなくなりました。

世の中が在宅勤務にシフトしていく前から、リモートと人材紹介の相性はいいことは私はわかっていましたし、もともとリモートでスタートしています。

やってみると、やはり確信にかわりました。

在宅のメリットを挙げてはきりがないですが、中小企業にとっては、いきなり全国のお客様にアクセスできる点は特に大きかったです。

またペルソナの社員集め。

会社の考え方や働き方とあわず、紹介業をあきらめざるをえない人は一定数いると思っていました。

住まいがオフィスと物理的な距離があり、働けなかった人も同様です。

それも予想が的中し、ペルソナはブランドがなかった割に、心強い仲間に早い段階から恵まれました。(当社は人材紹介業経験者のみ、かつ人柄重視の採用です)

とはいえ、在宅勤務できるただの転職エージェントを目指したいわけではありませんでした。

紹介業にスポットライトを向けたい


私たちの経営理念は以下ですが、とくに「紹介業の理想郷づくりに」ついて聞かれるので、ここで説明をしたいと思います。

ペルソナの経営理念

紹介業の理想郷づくりというのは端的に言うと、

「紹介業にもっとスポットライトを浴びせたい」

ということです。

これは冒頭に申し上げた通り、業界に対するイメージをもっといいものにしたいのです。

紹介業は社会的に素晴らしいと言われる業界か?というと、正直、まだまだ程遠いと思っています。

だけど、社会的意義のある仕事か?と聞かれると、間違いなくそうである、と言えると思います。

企業の競争力となる人材、自己実現をするための職場をつなげるための立会人です。

テレビで見ない日はない、人材紹介会社のCM。

その背景には、企業の採用力が旺盛なこと、転職をすることが当たり前になった時代であると言えます。世の中の需要がもっとも多い業界かもしれません。

この仕事をしていてわかることなのですが、働くことの軸のひとつに、社会意義や社会貢献につながる職場を求めている人が増えています。

だからこの業界は世の中のニーズにあうと思います。

そんな産業をもっと盛り上げたいし、社会的にも注目をしてもらいたいなと個人的には思います。

ペルソナが見ているもの


私はイソップ寓話のレンガ職人の話が好きです。

有名な話なので、知っている人も多いと思います。

ある旅人が、街中を散策していると、目の前に厳しい顔をしたレンガ職人がいました。

ここで何をしているのか?と尋ねると、

「見てわからないのか?レンガを積んでるんだ。自分の生活のために、一日中、やれっていわれて、レンガを積んでいる。何も面白くない仕事だ」

という答えが返ってきました。

さらに歩いていくと、同じようにひたむきにレンガを積んでいる職人に出会った。さっきの人とは違うようだ。

同じようにここで何をしているのか?と尋ねると、

「家族を養うために、レンガを積んでいるんだ。仕事は面白くないけど、家族を守れるから、働けるだけでもありがたい」

と答えが返ってきました。

さらにもう少し歩くと、同じようにレンガを積んでいる職人に出会いました。いままであった職人たちとは全く違うようです。

また同じようにここで何をしているのか?と尋ねると、

「多くの人が励まされるような、100年続く大聖堂をつくっているんだ」

という答えが返ってきました。

この話では言うまでもなく、ペルソナは3人目の職人集団です。

この内容を紹介業の世界でたとえてみると、

1社目:会社が生き残り続けるため、ほかの事業に投資をするために、紹介業をやっている。とにかく売上をつくらなければいけない。目的は売上。

2社目:株主の利益を守るために、紹介業をやっている。規模を追う。目的は売上。

3社目(ペルソナ):世の中の課題解決のために紹介業を行っているし、紹介業が素晴らしい業界であると言ってもらえるために努力している。そのためにはペルソナから素晴らしい会社にならなければいけない。売上ありきの規模は追わない。あくまでお金はビジョン体現度をはかるスコアのひとつ。

このようなイメージです。

私たちはこのことを「紹介業の理想郷づくり」と言っています。

ペルソナは場所にとらわれない働き方をベースに、紹介業をよりいいものだと思ってもらえるよう、さまざまな取り組みを考えてきました。

在宅勤務にこだわる理由


一番は、在宅勤務のほうがお客様により貢献できると思ったからです。

これは先にも挙げた通り、場所を選ばず全国にアクセスできることです。
いまでは九州から北海道まで全国区でクライアントがいます。

また顧客視点で考えても、転職相談をする方々は対面である理由がさほどなく、Web面談の方がかえって都合がいいのです。

多くの会社が出社に戻る中、フルで在宅勤務できる会社はかなり少なくなったようです。

その理由は、働き手の生産性の問題が最も理由で、顧客というよりはインナー寄りの考え方です。

出社の方が管理がゆきとどきやすく、育成コストやモチベーションに関係なく、行動を促せることがあります。もちろん出社したほうが頑張れる人もいるので、これはこれでありだと思います。

ただあくまで私たちは顧客にとっての最適化するということ、そして、在宅勤務の方が優秀な人材を確保できると考えています。

まとめ


ペルソナの取り組みについては、過去のブログでも多くの記事があるので、興味がある方はぜひのぞいてほしいと思います。

4月は全社員が東京に集まり、半期に一回の合宿を行う予定です。

あるテーマについて、徹底的に議論をします。
もちろん、紹介業のよりよい発展を念頭に置いています。

この記事を読んで少しでもペルソナが目指しているものを理解いただけたら、嬉しい限りです。

ー紹介業の理想郷をつくるー

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ペルソナ株式会社 佐野

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