見出し画像

はたらくよろこびと充実感を多くの人に届ける支援をするため|「どうしてパーソルダイバースへ?」Vol.4

パーソルダイバースでは、「障害者雇用を成功させる。そして、その先へ。」をミッションに掲げ、多様な社員が活躍しています。

”どうしてパーソルダイバースへ?”最終回は、2015年にパーソルグループに新卒入社後、2018年にパーソルダイバースに異動してからも、着実に成長を遂げているTさんとDさんの同期対談をお届けします。

新卒入社から10年目を迎えた二人が語る、貴重な経験や今後の展望に迫ります。

※2024年8月時点の内容です。

Tさん(2015年新卒入社)写真左
2015年にパーソルキャリア(旧:インテリジェンス2017年に商号変更)に入社。アルバイト採用サービスおよび、中途採用サービス「doda」の求人メディア営業に従事。2018年1月にパーソルダイバースに異動。障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」の法人営業を担当し、2021年からはインサイドセールス部門の新規立ち上げ、組織の成長に貢献。2022年からは雇用開発部 雇用開発グループに所属し、リサーチおよびセミナー講師などを担当。
2024年4月からは幅広い知識と現場での経験を活かし、広報部に所属。
趣味は、関東の低山巡り(登山)と海外旅行。

Dさん(2015年新卒入社)写真右
2015年にパーソルキャリア(旧:インテリジェンス2017年に商号変更)に入社。配属直後にパーソルダイバースに出向し、障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」の法人営業に従事。帰任後は、中途採用向けの転職サービス「doda」の法人営業やグループ会社との協業支援組織を経て、2018年1月にパーソルダイバースに異動。
2022年4月からは首都圏営業組織のマネジメントを担当。入社以来、常に法人営業の第一線で活躍し、企業と多様なバックグラウンドを持つ求職者様の橋渡し役として、日々新たな挑戦と成果を探求している。
趣味はお菓子作り。


学生時代の経験が導いた人材サービス業界への道:引きこもり支援と障害のある児童との出会い


―最初に、人材サービス業界を目指したきかっけを教えてください。

T)大学時代、引きこもり方々の学び直しを支援するNPO団体でインターンをしていました。そこで出会った方々の中には、発達障害の特性を理解されずに環境に適応できずに引きこもり状態に陥っている人が少なくありませんでした。その姿を目の当たりにし、単に学習支援を提供するだけでは不十分なのではと感じ、彼らがはたらく機会を得るための手助けをしたいと思うようになり、人材サービス業界を志しました。

2014年に最終面接を受けた際、面接官の方が「企業として障害者の人材獲得が課題になる中で、これからは精神障害者の雇用が主流になる。そのために全力を尽くしたい」と力強く語った姿が印象的でした。この言葉が、私の引きこもり支援の経験と重なり、パーソルキャリアへの入社を後押ししました。

最初の配属先は、アルバイト採用および中途採用向けの求人メディア営業でした。その中でも、「はたらくことに困難を抱える方へのご支援がしたい」という、想いは常に持ち続け、パーソルグループ全社の社員を対象とする公募型異動制度を利用して、2018年1月にパーソルダイバースに異動しました。

D)私は、学生時代の特別支援学級との関りや、アルバイトで出会った障害のある児童との出会いがこの領域で就業をしてみたいと思ったきっかけです。「今だけでなく将来社会に出る際の不安がある」と話されていたことが心に残り、この課題解決ができるような仕事に就きたいと思ったことが人材サービス業界を志したきっかけです。

競合他社からも内定をいただきましたが、新卒や中途、障害者領域など、様々な人の転職・就職支援サービスを提供していたパーソルキャリアに入社を決めました。

入社直後からパーソルダイバースに出向し、障害者のための転職・就職支援サービス「dodaチャレンジ」の法人営業として企業様の障害者採用支援に携わりました。帰任後は中途採用向けの法人営業を経て、2018年1月にパーソルダイバースに異動。再び、dodaチャレンジの法人営業を担当しています。

―就活中から、様々な理由で就労が困難な人々のご支援に携わりたいという想いを持ち、2018年に同じタイミングでパーソルダイバースに異動されたんですね。

D)私もTさんもパーソルダイバースに異動後は、同じ人材紹介事業部に配属となりました。その際に初めて話す機会があり、同期であることや、同じ想いを持っていることを知りました。

T)異動から2年間は、Dさんと共に法人営業を担当しました。現在は所属が異なるため、日常的にはあまり話す機会は少なくなりましたが、定期的に今後のキャリアや仕事について情報交換をしています。フラットな立場で話せる、とても大切な存在です。

―印象に残っている仕事について教えてください。

D)数多くの印象に残る仕事はありますが、2022年4月から、首都圏法人営業組織のマネジメントを担当しています。中途や新卒入社に関わらず、メンバーが努力を重ねて採用を決定する姿を見ると、自分のこと以上に喜びを感じます。

メンバーの成長を身近で見れたり、メンバーやチームが表彰されたときの喜びは個人でプレイヤーをしていた時とは比にならない嬉しさがあります。

T)私も法人営業の経験があるので、障害者雇用の成功を一つ積み上げた瞬間は今でも忘れられません。
また、法人営業の後に担当したインサイドセールス部門の新規立ち上げも印象に残っています。具体的には、お取引が停止している企業様へのアプローチや、障害者雇用に関する勉強会やセミナーを企画しました。この活動を通じて、企業のニーズを収集し商談に結び付ける仕組みを整え、組織に貢献できたことに達成感を感じました。

―現在社会人10年目ですが、入社時に思い描いていた自分と今の自分は理想通りですか?

T)私は、新卒で入社した際に思い描いていた方向性に進んでいると感じています。入社のきかっけとなった「はたらくことに困難を抱えている方への就労支援」という希望が実現できました。

具体的には、dodaチャレンジの法人営業を担当し、その後、雇用開発部では、全国の就労移行支援事業所向けのアップスキリングを図るセミナーの講師やイベント運営や、他には「愛媛県の障がい者雇用創出事業」等にも従事し、地域に根付いた障害者雇用の新しい形を示すことができました。

さらに、障害者雇用に関するリサーチに携わり、大学院で培った経験や知識を活かすことができました。とはいえ、2~3年周期での部署異動を経験する社員は少ないかもしませんが、私は幸運にもその機会を得て、多角的な経験を積むことができました。

D)入社時からは、今の自分の姿は想像できていませんでした。学生時代は、率先して前に出るタイプではなく、営業やマネジメントに向いていないと考えていたためです。実際には、挑戦を通じて適性を見つけ、マネジメントの役割にも興味を持つようになりました。

現在、私は事業部で営業マネジャーを務めています。メンバーだった頃、上司から「チャンスを掴むためには、いつでも声がかかるように準備をしておくことが大切だ」と言われた言葉が印象に残っています。

今後は、他のメンバーにもキャリアパスを示し、彼らを支える存在になりたいと思っています。

入社10年目の先輩社員が語る!充実したキャリアを築くための秘訣と次のキャリアに向けて

―TさんもDさんも、充実したキャリアを築くことができていると感じました。そのために、今まで意識したことはありますか?


T)私は、自分の信念や想いを大切にし、それを周りに伝えることを意識してきました。なかなか私のように自分の興味がある仕事の部署に異動できる人は少ないかもしれませんが、自分の考えや目標をしっかり持ち、それを周りに伝えることで、道は拓けると実感しています。

D)自分の職場や組織にとどまらず、視野を広げて探求することを意識していました。特に、弊社はパーソルグループの一員であるため、古巣に限らず、公募研修などを通じて様々な方と接点を持つよう努めました。

視野が狭くなると、全体の状況を見失いがちですから、まずは自分たちのことをよく知り、そのうえで他の分野や人々についても知ることが重要だと思います。そのためには、積極的に人との関わりを持ち、縁があった人とは、しっかりつながり続けることが大切です。こうすることで、情報や知識、人脈が広がり、チャンスも増えると考えています。

―パーソルダイバースの魅力についてお聞かせください。もし、一言で表現するとしたら、どのように伝えますか。

 T)誰もが受け入れられる環境作りを最も実践している会社」です。
社内では、様々なバックグラウンドを持つ社員が、それぞれの場所で活躍しています。最近では短時間でフル在宅の社員を雇用するなど、多様なはたらき方にも力を入れています。さらに、障害者雇用に関するソリューションを企業向けに提供し、個人向けには就労移行支援、障害のある求職者、コミュニケーションに不安を抱えている大学生向けのサービスも展開しています。

他の人材紹介サービスは優秀な人を紹介することやそれに付随したサービスを提供しているのに対し、当社は「はたらくことに困難を抱えている人」に寄り添い、多様なはたらき方とそれを支える環境を提供しています。

D)「意見を否定せず、実現に向けて寄り添ってくれる会社」です。
「こんなことがやってみたい」という提案は誰も否定せず、その実現に向けて一緒に考えてくれます。たとえ今は、存在しないサービスや組織であっても企画して作り上げることができる環境です。
特に、障害者雇用やダイバーシティに関連する分野では、部署を超えて、意見を出し合い、実現に向けて動いている印象が強いです。

―最後に、今後の展望をお願いします。


T)広報として専門性を高め、自分なりの広報スタイルを確立することが目標です。これまでの障害者雇用に関する知識や経験を活かし、広報活動に役立てていきたいと考えています。
また、自己啓発にも積極的に取り組みたいと思います。私は2019年から、母校の大学で社会人を対象とする大学院に通い、2021年に修了しました。私の同僚にも、同じように自己啓発に励む仲間がいます。
現在、有志で集まった社員と共に勉強会を開催し、それぞれのテーマで調査研究を進めています。こうした活動で得られた成果や知見を発表し、はたらくことに困難を抱えている方々の就労支援に役立て、社会に貢献していきたいと考えています。


D)まずは法人営業として、企業様と障害のある求職者様の双方にとってよいご縁を結ぶ支援を続けていくことは、引き続き尽力したいと思います。
組織への貢献としては、メンバーの育成にも力を入れたいと考えています。

さらに、同じパーソルグループ社員の方々に対しては、当社が障害者向けの転職・就職支援実績数NO.1(※)を誇る「dodaチャレンジ」を展開していること知ってもらう機会を作りたいと考えています。

※ご支援数: 2022年度厚生労働省「人材サービス総合サイト」 / 定着率:2021年度6ヶ月就業継続率

Tさん、Dさん、ありがとうございました!初めての会社選びは悩みや不安がつきないものだと思いますが、納得のいく就活ができるよう、今回の記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
また、入社後のキャリア形成についての話は、TさんとDさんから多くの貴重なヒントを得ることができました。皆さんのキャリア形成の一助になれば幸いです。


そして、この記事を読んで少しでもパーソルダイバースに興味を持ってくれた学生の皆さん!
パーソルダイバースでは、2026年新卒向けのインターンシップを開催します📢

「障害者雇用領域や人材サービス業界のインターンは初めて」という方でも理解を深めていただけるよう、業界を取り巻く環境から、パーソルダイバースの仕事内容、そして、就職活動において最も大事な「やりたい仕事の見つけ方」、「自分の強みの見つけ方」について、グループワーク形式で取り組みます。就職活動が本格化する前に、ぜひインターンに参加してみませんか。

詳細については、こちらのページをご覧ください。情報は定期的に更新されますので、最新の情報をご確認ください。


「どうしてパーソルダイバースへ?」これまでの記事▼

「障害」と「はたらく」の軸を大切に、出会った会社はパーソルダイバースだった。|「どうしてパーソルダイバースへ?」Vol.1

「障害」と「はたらく」の軸を大切に、出会った会社はパーソルダイバースだった。|「どうしてパーソルダイバースへ?」Vol.2 2021年入社3名グループインタビュー

富岡におけるシルク産業の未来を創り、地域貢献の夢を実現するため|「どうしてパーソルダイバースへ?」Vol.3


パーソルダイバースは「グループ障害者雇用事業」と「対外支援事業」の2つの領域で事業を展開しています。障害者雇用に関する豊富な知見とノウハウを保有し、個人・法人・支援機関・自治体など多様なステークホルダーの皆さまとともに障害者雇用の可能性拡大に努めています。


この記事が参加している募集