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サービス拡大中の「時短勤務で、はたらく」プロジェクトについて聞いてみた!

■話を聞いた人
・元井洋子さん:
2017年に中途入社後、キャリアアドバイザーとして多くの求職者様の転職活動をご支援。「時短勤務で、はたらく」プロジェクト立案者として、現在までプロジェクトを率いている。
・栗原 柾乃さん:2020年に新卒入社後、一貫して法人営業に従事。プロジェクト初期より法人担当として参画。

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プロジェクトの始まり

もちだ(インタビュアー):今日は年々サービスが拡大している時短プロジェクトについてお話を伺いたいと思います。そもそもこのプロジェクトはどのように発足したのでしょうか?

元井:私自身が、キャリアアドバイザーとして子育てしながら時短勤務ではたらいていることもあり、はたらくママの求職者様を担当することが少なくありませんでしたが、時短勤務希望の求職者様に紹介できる求人はフルタイム就業希望の求職者様と比べると、非常に少ない状況でした。そんな思いを持ち続けて業務をしていた2022年上期に、dodaチャレンジの事業部長陣に向けて「今までの常識にとらわれず、誰もが幅広い選択肢を持ち、はたらくことの可能性を広げ続ける」というテーマでプレゼンを行う機会があり、そこで今まで考えていた時短求人を増やしたい!と提案したことが、このプロジェクトを始めるきっかけとなりました。

もちだ:なるほど、それからどういった経緯で現在まで続いているのですか?

元井:最初は、どの企業のどの求人が時短勤務を検討してくれるのかも分からなかったので、新しい求人の募集が開始されたら一件ごと確認する、時短勤務希望者のカウンセリングを行えば、全営業担当に相談する…という所からプロジェクトをスタートしました。

もちだ:そんな所からのスタートだったんですね…。でも、確かにあの頃は新たに募集を開始した求人について社内に周知すると、元井さんから時短希望の方にご紹介可能かな?って連絡が来ていた気がします(笑)

時短勤務が検討可能な求人数の推移

元井:プロジェクト初期は600件ほどでしたが、今では1100件以上に増加しています。この増加は、企業の理解が深まったことと、政策の後押しが大きかったと考えています。

栗原:2024年4月からの法改正により、「週所定労働時間10時間以上20時間未満の重度身体障害者・知的障害者及び精神障害者」も実雇用率算定対象となったことで、広がっている感覚があります。

①週所定労働時間10時間以上20時間未満の障害者雇用に対し、雇用率カウント特例措置
精神障害や重度身体障害、重度知的障害がある人は、週10時間以上20時間未満の勤務でも法定雇用率の算定対象に加える
精神障害者である短時間労働者に関して、法定雇用率のカウント特例措置
精神障害者は、就職時に短時間勤務であっても、雇用率カウントで1人とみなす

https://doda.jp/challenge/service/support/shortwork.html

思い出に残っているご支援事例、採用企業様からの声

もちだ:プロジェクトも早くも3年目となりましたが、思い出に残っている事例について教えていただけますか?

元井:特に印象に残っているのは、プロジェクト立ち上げのきっかけでもある女性の方です。この方は大病を患った為、体に負荷なく、扶養範囲内で働き、趣味のお菓子作りの型を自分が働いたお金で購入したいという思いを持っていました。はたらくことで社会と関わっていきたいという気持ちや趣味にかかるお金は自分で稼ぎたいという思い、なによりもその方のお人柄から、カウンセリングが終わった時には、絶対にご支援したいと強く思いましたね。その後、実際の選考ではお人柄も含め高く評価され、とある金融系の事務職で非常に高いご評価で内定となり、現在も元気に働かれていると聞いております。

栗原:時短勤務希望者を採用頂いた企業様の満足度も非常に高いと感じています。時短勤務を希望する方ははたらく時間に制約がある中でも、はたらきたいという高い意欲を持っている方が多く、時間内でのパフォーマンスが高いというお声を頂いたこともあります。

もちだ:言われてみれば、当社でも時短勤務の方が表彰されているのをよく見ますね…!私も時短勤務の方の限られた時間の中でパフォーマンスを出す、という意識の強さは本当に刺激になっています。

企業へのメッセージ

もちだ:最後に、このnoteをご覧になっている人事担当者様や企業の皆様に対してのメッセージをお願いします。

栗原:時短勤務を希望している理由は様々で、精神障害がある方だと体調に配慮して時短勤務から開始し、ゆくゆくはフルタイムで就業したいという方も多いです。その他にも介護や子育て、様々な理由がありますが、総じて体調管理に非常に気を配っている方が多い印象です。
私は、法人営業職なので初めて障害者採用を行いたいという企業ともお打ち合わせをしますが、フルタイムの業務を切り出すのが大変という声もよく耳にします。時短勤務は企業としても少しずつ障害者雇用の経験を積むことができ、個人側としても体調に無理なく少しずつ負荷を増やし、環境に慣れることが出来るものだと思いますので、是非前向きに検討頂けると嬉しいです。

元井:時短勤務の社員たちが高い成果を上げていることで、企業内でもポジティブな影響が広がると採用企業から聞いたことも少なくありません。高い労働意欲からその姿勢は組織全体の高いパフォーマンスにつながり、双方にとって大きなメリットをもたらすと感じています!
また、障害者採用をしたいけれども、応募者数が少ないことで悩んでいる企業様も多いと思います。時短勤務と在宅勤務は非常に相性が良いと思いますので、そのような求人を当社に預けて頂けたら、多くの方をご紹介できると思います!

エピローグ

時短勤務を希望する理由はそれぞれですが、個々の事情に応じた柔軟な働き方を提供することで、企業と障害がある方の双方に多大なメリットをもたらしていることがよくわかりました。
障害者採用を検討する際には、是非時短勤務についてもご検討ください!

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